
Vol.004 「秋の味覚を引き立てる演出法を伝授」

食べ物を美味しく感じる空間演出法を提案
食欲の秋を満喫されていますか。こんにちは、小西です。
東京に暮らしていると世界中の料理を味わう事ができます。
そして、どの店もとても美味しいですよね。なかには本場で食した味以上に感動したこともあります。料理に対するきめの細かさは、さすが日本人と云う感じですね。
でも、自分で厨房に入って試行錯誤しながら作る料理も楽しいものです。僕は仕事でどこかの国に出掛けると、必ずその国の料理本を買ってくるんです。大抵の食材は手に入るし、見よう見まねで作ってみると案外と楽しく、美味しく出来るものなんですね。そしてそれを自分で楽しむだけではなく、時々は友達を呼んで、『クスクスパーティ』を開いてみたり、ドイツ・ビールを沢山集めて『ミニミニ・オクトーバーフェスト』などを企画して週末を楽しく過ごしています。
そしてそんなときは、楽しい演出も忘れません。いつもの食卓にちょっとしたエッセンスを加えることで、料理をグッと引き立てたりお招きした友人たちとの盛り上がり方が違ってくるのです。

遊び心たっぷりの「書」を飾ってみましょう
そこで今回は、和食パーティを開催する時などにオススメのちょっとした演出法をご紹介したいと思います。秋は松茸や新さんま、色鮮やかなお茄子など和を味わう食材が揃う季節。和食がおいしい季節ですよね。僕はそんな和食パーティを開催する時は、普段壁に掛けている絵を外して、『書』を飾ったりしています。
和風の『書』を飾るだけで、モダンなダイニングに味わいある雰囲気が漂ってくるんです。でもそんな『書』といったって、家にある訳が無い、と言われてしまいそうですが、大丈夫!ご自分で好きな言葉を書いて『書』にしてしまえば良いのです。これはもちろん僕も実践しています(笑)。
大先生の書画かと思いきや、お酒がまわったところで、「これ、僕が書いたんだよ」と打ち明けると、しばらくの沈黙のあとに、ドッと笑いが巻き起こって場が盛り上がりますよ。
自分で書いた『書』や生けた『華』で、手料理を振る舞う。もう最高じゃないですか。
我が家へお招きしての食事会なのですから、思いっきり『自画自賛』してみましょう。字が下手でも気にしちゃいけません。書道家になったつもりで、自由にのびのびと筆を走らせれば、案外これ、イケるものですよ。
演出は「気負わず、さり気なく」が一番
たとえば、公園を散歩しがてら、紅葉した落ち葉を拾ってきてテーブルに散らして季節を感じてみたり、料理の内容に合わせた装飾を少しだけ加えるだけで、不思議と男の手料理でも大いに感動してもらえたりするんです。ダイニングテーブルと椅子の食卓でも、ナプキンの代わりに日本手拭をすれば海外のお客様じゃなくても喜んでもらえます。ただ、なんでもやり過ぎは禁物なので手軽に出来る演出を大いに楽しむことが大切ですね。
さて、今週末はフランスからの友人をおもてなしです。海外の方が来日されると、まず真っ先に「京都に行って見たい」とおっしゃる方が多いのです。そこで今回は我が家で京都を楽しんで頂こうとスタイリッシュな京の写真をリビングに飾ってみるつもりでいます。お料理は湯豆腐に赤ワイン。お鍋をフランス「ル・クルーゼ」のブルーのココット・ロンドにすれば、ほらっ、トリコロールでフランス風の演出の完成です。そうそう、このお鍋、なかなか優れモノなのです。またご紹介しますね。
「素敵なランデブヴー ジャンゴとグラッペリに乾杯」
ピエール・ブランシャール&ドラド・シュミット
今週オススメのBGMは、ジャズ・ヴァイオリンの最高峰ピエール・ブランシャールとジプシー・スウィング・ギターの名手ドラド・シュミットが競演した夢のアルバムです。
解禁したばかりのボージョレー・ヌーヴォーを楽しむために、パリのビストロの雰囲気を我が家に演出したい時…。このCDはそんなお洒落な雰囲気を演出したい時に欠かせないとっておきの1枚です。


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