毎日を楽しむエコエッセンス[カフェエコロ]
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普段の生活に気軽に取り入れられる、
生活を楽しく彩る素敵なエコアイデアを、
箕輪さん自らの体験を交えてご紹介します。

箕輪弥生profile
〜晩秋の散歩の楽しみ〜野山の贈り物を楽しむ
2008.11.21

身近なつる性植物でリースを

すっかり秋も深まってきました。我が家には、このコラムでもお馴染みの愛犬「アポロン」がいるので、毎日の散歩が欠かせません。温暖化が進んだこともあって関東以西では、これから12月にかけてが紅葉の季節。毎日の散歩コースもさまざまな木々の色彩に彩られ、1年でも一番美しい時期です。

そしてこの時期は、松ぼっくりやつるものなど、散歩中にいろいろなものが目につくようになってきます。そろそろクリスマスの飾りをどうしようかなと考え始めるからです。
最近はクリスマスリースも素敵なものがたくさん販売されていますが、身近な材料で手作りしたリースを飾るのもとても楽しいもの。

リースの土台も、あけびやクズなどのつるを使って簡単に作れます。また、垣根などに使われるつる性植物などもリースに使えます。私は、屋上の小屋根の壁面を緑化している「テイカカズラ」のつるを時々せん定しているのですが、これを数日乾かして葉っぱをとってクルクルと巻いたら、かわいいリースになりました。弾力性のあるつる性植物だったら、どんなものでも使えるので、家の周りや散歩の時に探してみると意外と近くに見つかるかもしれませんね。

野山を歩く楽しみはつきない。
リースの材料を山に探しに行くのも好きで、先日山歩きに行った福島の裏磐梯では、そこかしこにオレンジ色の枯れたつるがありました。
太さも十分な弾力性もあるこのつるは山ブドウ。実はジャムや果実酒など食用に、葉は草木染めの染材に、蔓の皮は、昔からカゴなどに編まれてきたとても便利な植物です。

枯れ落ちた部分を拾って、園芸ハサミで好みの長さに切り、ツルのしなやかさを利用しながら、束ねていくだけで、こちらも立派なリースの土台になりました。

さて、土台ができたら、あとは好きなように飾っていくだけ。こちらも、松ぼっくりやどんぐり、庭のコニファーやひいらぎの葉など、野山や庭で入手したもので十分です。バラの実やトウガラシなどの赤い実を入れるとぐっとクリスマスらしくなりますね。

諸説ありますが、もともとリースは、殺菌力のある常緑の葉を使って魔よけにしたというものと、豊作を願って玄関を飾ったとするものがあります。形にこだわらず自由に身近にあるものを使って飾って自然の贈り物に感謝しましょう。

身近な材料でどう作ろうか考える時が一番楽しい時。

自然の造形美を楽しもう

流木も大切な森の贈り物のひとつ
クリスマスに限らず、野山の枯れ枝や実、流木、貝殻などを、家のインテリアとして楽しんでいます。

自然の造形美はいつも新鮮な驚きをもたらしてくれます。どんな著名なデザイナーによるものにも劣らない自然の美しさをいつも楽しめるのですから・・・。

「沈黙の春」を書いたレイチェル・カーソンの言葉に、こんなものがあります。

『地球の美しさと神秘を感じとれる人は、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。
もしも私が、子どもの成長を見守る妖精に話しかける力を持っているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を授けてほしいと頼むでしょう。』(レイチェル・カーソン「センス・オブ・ワンダー」新潮社より)

そう、誰もが「センス・オブ・ワンダー」に気づくことで、毎日の暮らしが地球に優しい行動につながっていくのだと思います。

<リース作りのポイント>

1)つるを採集してその場で軽く巻いておく。保存する場合にはザックリと巻いて1週間ほど陰干しし、使うときに1〜3日湯または水に浸してから使います。

2)つるの弾力を利用して輪にして、そこへからませるように他のつるを束ねていく。つるが柔らかい場合は残ったつるをらせん状に2周ぐらい巻くと強固になる。

3)余ったつるは、斜めに切るか、つるの編み込みの中に入れて見えないようにする。

4)材料を並べ、メインになるものを決める。決定したらポイントになる材料からベースにグルーガンかボンドでつけていく。

<身近なリースの材料>
・つる植物(クズ、アケビ、ヤマブドウ、スイカズラ、テイカカズラ、キウイ、ヤマフジなど)
※茎の途中から切るときも、芽は残すように切ることが大事。

・木の実(松ぼっくり、くぬぎなどどんぐり、ツバキの実、カラマツ、など)。

・自然の素材を利用する(ベイリーフ、トウガラシ、コットンフラワー、シナモンスティック、ムギワラ、針葉樹の葉、ドライフラワー、コルク、マカロニなど)
最近のコメント
1. | 投稿者: いのうえ (2008.11.22)

きょうから三連休。
とくに出かける予定もなかったのですが、さっそく近場の山に散歩に行きたくなりました。
自然の素材を利用したリース作りは楽しそうですね。
いまが見頃の紅葉を愛でるよりも、つるや松ぼっくりを拾うのに忙しい散歩になりそうです(笑)。

2. | 投稿者: にも (2008.11.27)

こんにちは!
先日の連休の家族で紅葉を見てきたので、その帰りに色々拾って帰り、
私もオリジナルのリースとか松ぼっくりでツリーとか作ってみました!
山を散歩すると心も落ち着く気がしますよね〜。
森?山?の写真の人は箕輪さんなんですか?
もしかして、ちらりと見える後姿は、愛犬の「アポロン」ですか?

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箕輪弥生(みのわ やよい)
環境ライター、マーケティングプランナー。
広告代理店勤務などを経て、1989年よりマーケティングプランナーとして独立。
現在は、暮らしと環境に関わる記事の執筆や、環境に配慮した商品の企画など、
環境に関する幅広い活動を行っている。

おもな著書:
『あなたにもできる! 環境(エコ)生活のススメ』(飛鳥新社)
『LOHASで行こう!』(ソニーマガジンズ)
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