店内に入るとまず目につくのが、アトリウムに植えられた大きなベンジャミンの木。吹き抜けと、ゆったりとした窓が、空間に開放感を与えつつ、昼と夜の変化を映す効果的な舞台装置でもあります。屋上に続くこのアトリウムは、夜は照明としての役割を担います。
賑やかな渋谷の街と、西新宿のオフィス街の輝きに囲まれた屋上バーでは、夜景の美しさを堪能するために、照明は最低限に抑えられています。アトリウムの天井には、ポイント照明として、長さの異なる電球が吊られ、あたかも夜空に輝く星のように夜景に溶け込みます。テーブルにはキャンドルが灯され、その優しい光が親密な空間をつくり出します。
神南軒のもう一つの特徴が、間仕切り可能な1階、2階ラウンジ、個室、そして屋上と、さまざまな個性をもつ部屋が配置されていること。結婚式やイベント会場としての利用も、多いといいます。店内は、シンプルなインテリアでまとめられているため、小物のアクセント使いにより、多彩な表情を楽しむことも可能です。