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  2005.12.26  知って得する住まいの建材基礎知識
最近の建材は、一見、天然に見えるものが幅広く普及しています。
天然には本物がもつ趣や価値がありますが、加工品は、均質なものを手頃に得られることや、日々の手入れがしやすいといった利点があります。

無垢材の反り返りは自然の現象。
Point1 一見、木に見えるもの
自然の木には本物だけが持つ趣がありますが、均質なものを手に入れるのは難しく、高価です。
さらに、木は、木材(外部サイトへ)になっても呼吸しているので、時間が経てば水分が抜け、痩せてしまいます。湿気を吸い込めば、膨張します。
建材として板になっても、丸い木だったときの癖が出て、反り返りなどの現象を起こします。無垢材を建材として使うときには、収縮や反りという自然現象への理解と愛情が必要なのです。
自然の木のわがままなところは困るけど、木の質感は欲しいという要望の中で、見た目には無垢の木のように見えるさまざまな加工品(外部サイトへ)が考案されました。柱やドア、窓枠などの造作材、床板や家具などに使われています。一見、木に見えるこれらの表面を覆っているのは、本物の木を薄くスライスしたものや樹脂シートに木目を印刷して貼り合わせたものです。
加工品は、最も美しい木目で均質に仕上げることができ、必要なだけ調達できる利点があります。
しかもお手入れは、無垢材より楽です。
  2005.12.16  知って得する住まいの建材基礎知識
壁の素材は、最近とても進化しています。居室のクロスは印刷技術の進歩で多様さを増し、個性的なインテリアがつくれるようになりました。水回りの壁は、お手入れしやすいパネル素材が主流となっています。

クロスを替えると部屋のイメージを一新できる。
Point1
コンクリート風も登場、最新クロス事情

住まいの壁は、最近、ほとんどクロス(外部サイトへ)で仕上げられています。クロスの下には防火性能や遮音性能のあるプラスターボード、その下は柱となっています。印刷技術の進歩により、クロスの色柄も豊富になりました。いまでは、コンクリートの打ちっ放しの模様から、木目、塗り壁模様など、あらゆるイメージのクロスが手に入るので、部屋を一新したいとき、クロスの張り替えで劇的にイメージを変えることができます。
時間の経過とともに、クロス表面の凹凸に埃が付着したり、紫外線による変色が起きます。
また、引っ掛けて下地が露出したりすることもあります。クロスに付着した埃の上に油煙が付いて酸化すると取れにくくなるので、ホットプレートを使うときは、換気扇を回し、窓も開けてしっかり換気しましょう。クロスの汚れで最も目立つのがタバコのタールによる汚れです。空気清浄機をそばに置いたり、換気扇の前やバルコニーなど、喫煙場所を決めるといいですね。
  2005.12.06  知って得する住まいの建材基礎知識
最近の住まいには、新しく開発された新素材がたくさん使われています。
一見、天然の木や石に見えても、実は人工素材である場合が多いものです。
今回は、そうした素材の性質をご紹介します。住まいのお手入れにお役立てください。

玄関の床にも、ときどき掃除機をかける。
Point1 大理石に塩素系洗剤は禁物
一般に、玄関の床に使われる素材は大理石かタイルです。大理石(外部サイトへ)は、太古の堆積物をもとに地球の営みがつくりあげた美しい石灰石です。中にアンモナイトなどの化石の断面があるのを見つけることもあります。石灰(炭酸カルシウム)は塩酸等の酸と反応し、水と二酸化炭素の泡をだしながら溶け出してしまいます。そのため、住まいの塩酸系の洗剤を大理石に使うのは禁物です。
天然の大理石は、人工的に均質に焼き上げたタイルより、水や酸による変色などが起きやすいので、デリケートに扱いましょう。タイルや石の床用目地はモルタルです。モルタルも石灰石を原料としているので、大理石と同じように酸は苦手です。
マンションの玄関床のタイルや石張りの下は屋根に施すような防水工事はしていないので、戸建感覚で水洗いなどしてはいけません。水を使うときは余分な水分を残さないように注意し、乾拭きをします。玄関にも、ときどき掃除機をかけて、汚れがこびりつかないようにしましょう。