楽しく料理ができるキッチンとは、「いつもきれいに片づいていて、必要な道具がさっと出てくる」キッチンです。また、おいしい料理をつくるには、食材の保管を正しくすることも大切ですね。最近のキッチン収納の傾向、食材の保管場所についてお話しします。

フロアキャビネットの新顔も登場。
Point1
「使う道具がさっと出てくる」が理想
システムキッチンのワークカウンターの下をフロアキャビネットといいます。最近のフロアキャビネットは、開き扉のタイプは少なくなり、引出が主流になっています。屈まずさっと引出せ、立ったままで中が見え、必要なものが取り出しやすくなりました。イラストは、まな板と包丁専用のシンク下引出です。取り出しやすい高さにあり、さっと取り出せ、さっとしまえて、しかも安全性も高くなりました。またイラストには、L字になったコーナーのフロアキャビネットも描かれています。これは、内部に小型のワゴンを3台納めた新しいタイプ。コンロに近いワゴンには使用頻度の少ない調理器具、真中はすぐに引き出せるので、いつも使うみりんや醤油などの調味料、コンロからいちばん遠いワゴンには常温保存の調味料をストック、というふうに使い分けができます。小型のワゴンなので、外に引き出しても邪魔にならず便利です。