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  2006.07.26  涼を感じるメカニズム
エアコンで簡単に涼しさを得られても、私達はほんとうの涼を感じることはできません。 視覚的な涼しさや実際に肌が触れたときの感触の涼しさも得てこそ、ほんとうの涼は得られるのです。

部屋の色調で涼感は変わる。
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見て触れて感じる『涼』

視覚的な涼しさは、色と素材から得ることができます。涼を演出する色(外部サイトへ)は寒色系、特に水を象徴する青でしょう。部屋の色合いをすっかり変えるのは大変です。テーブルクロスやクッション、壁に掛けられた絵やポスターなど、アイキャッチとなるものに寒色系を配色しましょう。置物なども、透明感のあるガラス製や冷たい光沢感のある金属のものにするといいですね。夏は肌の露出が多くなり、直接素材の感触を感じる季節でもあります。直に肌が触れるファブリックは麻や綿など肌触りのいいものにして、頻繁に洗濯できるようにしたいものです。ソファカバーの交換はかなりの重労働、いつも気持ちよい状態をキープするためには肌触りのよいマルチカバーをソファに掛けておくのが楽そうです。ごろごろと横になって休めるように、居間には竹・麻などの天然素材のラグカーペットを敷きます。和室用だったい草にもフローリングの上に置けるモダンな琉球畳風のものが出回っています。
  2006.07.18  涼を感じるメカニズム
体感温度の個人差など、ひとくちに涼といっても、ひとによって快適と感じる涼は異なります。 家庭の中でどのようなことに気をつければ、家族全員が快適に過ごせるのでしょうか。

男性の快適温度は20℃、女性の快適温度は28℃。
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快適と感じる温度は個人差がある

体感温度は気温だけではなく、湿度や風、年齢や体調によっても変わります。冷房の設定温度を何度にするかは、夏には必ず起こるわが家のもめ事です。男性が女性より冷やしすぎる傾向にあるのは、女性より筋肉質の身体で発熱が多いためですが、スーツで働くオフィスでの冷房漬けの環境も一因でしょう。女性は男性より発熱が少なく、肌を露出する夏のファッションが放熱しやすいこともあって、冷房によるダメージを受けやすいのです。年齢によっても暑さによるダメージは違いがあります。高齢者は体内水分量が少ないため体温調整力が小さく、また子どもは体温の調節機能が未発達なので、熱中症になりやすいので注意が必要です。昨年の高齢者の救急事故でも、住まいのなかでじっとしていて熱中症にかかった事例が報告されています。熱中症対策(外部サイトへ)は水分補給と体調管理です。健康に夏を過ごすために、部屋には必ず温湿度計を置き、室内環境を常にチェックしましょう。
  2006.07.06  涼を感じるメカニズム
いよいよ暑い夏の到来。むかしは、襖をすだれ障子に替えたり、住まいにも衣替えを施して、夏を過ごしやすく工夫したものです。そこで今回は、「涼のメカニズム」をいろいろな角度から検証し、現代の住まいで暑い夏を気持ちよく過ごす秘けつをご紹介いたします。

心地よい風を送ってくれる天井付けファン。
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冷やしすぎずに快適な涼を得る

現代はエアコンで簡単に涼を得ることができますが、冷やしすぎずに快適な涼を得るために、気持ちのよい風(空気の流れ)の力を活用したいものです。体感温度は少しの送風によって大いに変わります。風によって汗ばんだ身体の回りに乾燥した空気が運ばれ、汗が空気に混じるときの気化熱 (外部サイトへ)により、涼しさを感じます。風を人工的に起こす装置としては、扇風機もお手軽ですが、天井に取り付けるファンがおすすめ。大きな羽でゆったり回り、心地よい微風を送ってくれます。日照の激しい夏は住まいに熱が蓄熱されます。住まいにこもった熱を放出するには、風の出入り口をなるべく大きく開けること。そうすれば、熱を短時間で放出できます。住まいの中の風の通り道を遮らないように家具の配置換えをし、特に壁周りには熱がこもるので、家具と壁の間を離しましょう。収納の中にも熱がこもらないように、開け閉めを頻繁にし、ものを詰め込まないようにします。