カレンダー

バックナンバー

カテゴリー

  2006.09.26  ホビーライフを支える住まい
楽器の演奏や音楽鑑賞など、音に関わる趣味を持つ方も多いですね。
そこで今回は、オーディオ機器の設置条件やピアノを置く位置、そして音楽を楽しむためのマナーについて考えてみましょう。

音を吸収するために壁には装飾用ラグを掛け、 拡散するために本はわざと凸凹に並べる。
Point1
音響がいい部屋にするには

オーディオで音楽を聴くとき、よい音を響かせるには音の性質を知った上での工夫が必要です。音は光のようにまっすぐ進み、鏡に当たる光のように反射します。最近の部屋は、天井や壁がビニールクロス仕上げ、床がフローリングという具合になっているので、部屋を構成する6面ともが、音を反射する仕上げになっています。住まいはいわば音の「共鳴箱」となり、残響が多すぎる状態です。音響のよい部屋をつくるには、反射する部分と吸収する部分のバランスがたいせつです。また、音を拡散して反射させる仕掛けが必要となります。コンサートホールの天井や壁に凹凸が多いのはそうした仕掛けになっているからです。布製の椅子は音を吸収し、人が座れば、洋服に身を包んだ凹凸の複雑なからだが音を吸収・拡散してくれます。立方体の部屋は音を反射しすぎるので、壁や天井にたどり着いた音を別の方向に拡散しなければなりません。凹凸のある仕上げ材や、大きなソファ、カーペット、ひだの多いカーテンは、吸音(外部サイトへ)にも拡散にも効果があります。既存の部屋の音響を改善するための反射・吸音パネル(外部サイトへ)もあります。
  2006.09.19  ホビーライフを支える住まい
スポーツジムに行かなければからだが鍛えられない、ということはありません。 住まいの中でも適度な運動をすることは可能です。
そして、家事も、種類によっては手頃なエクササイズとなります。

エクササイズ用マットには、クッションと共布のカバーを。
Point1
家庭でのエクササイズには専用マットを

ストレッチやヨガ、ピラティス(外部サイト)といった跳んだり跳ねたりしない運動は家でも可能、ということで、自宅でこれらを日課にしている方も多いことでしょう。私も居間でテレビを見ている時などに軽いストレッチをしています。フローリングは硬くて直に座ったり寝ころんだりすると、骨の出っ張った部位が痛いので、ストレッチのためには専用マットがほしいですね。ラグカーペットは動きやすく、マットの代用にはなりません。最近、街でピラティス教室に通う女性が、くるくる巻いたカラフルなマットを肩から掛けているのを見かけます。このマットを、家庭にも1つ用意するといいですね。ソファのクッションと共布でカバーをつくれば、ふだんは腰当てや足乗せ用のクッションにもできそうです。住まいはスポーツクラブやジムほど広くなく、さまざまな家具や日用品であふれています。こうしたエクササイズを行うには、からだが安全に動かせる広さを確保しなければなりません。そのために住まいを片付ければ、準備運動にもなって一挙両得です。
  2006.09.06  ホビーライフを支える住まい
巷ではビーズアクセサリーが流行っていますし、コンパクトミシンの進化とともに、洋裁をする人も増えているようです。 こうした趣味には制作スペースと材料の保管場所が必要です。
今回は作品をつくるための空間について考えます。

子供部屋は家族みんなのワークルームに。
Point1
制作途中の作品を広げる・仕舞う

私の母は洋裁や編み物が得意で、子供の頃、私は母の手づくりの洋服を着ていました。母は、制作中、茶の間に洋裁の道具を広げ、父の帰る直前、一気に片づけて、糸くずが残っていないように掃除機をかけていました。制作には、必ず道具や材料が必要です。凝った趣味ほどスペースが要ります。家族に気兼ねせず没頭するには、専用の部屋があるのが理想です。しかし、なかなかそうはいきませんね。昼間は学校に行っていて不在の子供部屋は、いっそ名称を「ワークルーム」として、家族共用で使える部屋にしてみてはいかがでしょう。家族のワークごとに収納を設けて、子供がいじって困るようなら鍵を付けます。この部屋は、子供が独立したら夫婦のためのホビールームにします。しかし、料理や洗濯をしながら制作をしたいという「家事ながら派」には、水回りの周辺に趣味のコーナーがある方が便利ですね。ダイニングの一角に道具と材料も収納できるキャスター付きの作業用テーブルを置き、家族の不在時はダイニングテーブルと繋げて広い作業スペースを確保するといいでしょう。