最近、新しい「和風」が若い人を中心に人気を集めているようです。
そこで今回は、現代の住まいや暮らしにフィットする新しい「和」と、その取り入れ方をご紹介します。

リビングのパソコンコーナーをスクリーンで囲う。
Point1
ソフトに仕切ってフレキシブルに暮らす
日本古来の住まいは、部屋を壁で仕切らず、
障子や襖(外部サイトへ)といった建具や、
衝立、屏風、几帳(きちょう)などの家具(外部サイトへ)でソフトに仕切っていました。そうした住まいは、家族の変化にも対応しやすく、冠婚葬祭など大人数の集まりにも広いスペースを確保することができました。現在の住まいは、プライバシーを重んじ、しっかり壁で仕切られているので、フレキシブルにスペースを変えることはできません。冠婚葬祭もレストランやホテルで行うのが当たり前になっています。
それにしても、狭いから、お掃除が大変だからと、住まいで人をもてなすことが少なくなり過ぎている気がします。壁の仕切りは住まいだけでなく心の壁にもなっていないでしょうか。
イラストのように、屏風と同じ役目を果たす折り畳み式のスクリーンで部屋の隠したい部分を囲えば、簡単なおもてなしの場ができあがります。
こうした工夫で、もう少し気楽に人をお招きしたいものですね。

ソファの代わりにクッションを置いて、床座を楽しむ。
Point 2
床座の低い姿勢がくつろぎ感を生むソファに座らず床に座って、ソファは背もたれ、なんてことはありませんか?リビングのソファは、本当に必要な家具なのでしょうか?ソファは座面の奥行きがタップリないと座り心地がいまひとつですが、奥行きのあるものは大きなスペースを占領します。奥行きの少ないソファを置くぐらいなら、日本の伝統的な暮らし方である「床座」のほうがいいように思います。ソファに横になれるのは1人がやっとですが、床なら家族みんなでゴロゴロすることもできます。
背もたれや座布団代わりのクッションを並べれば、場所も取らず、好みのくつろぎ姿勢を自分でアレンジできます。床に座る低い姿勢は、立位より椅子に座るより、くつろぎ感をもたらします。
お客さまをお呼びするときも、椅子の数に頭を悩ます必要がありません。
椅子のない暮らしは、大勢集まってもフレキシブルに対応することができ、住まいを「おもてなしの場」として機能させやすくしてくれます。
昨年4月から新築マンションに暮らし始めました。部屋がそんなに広くないこともあり、我が家はダイニングテーブルとソファを置いていません。今、こたつ1つを置いて、食事をしたり、パソコンをしたりしています。どこのお宅に行っても、ダイニングテーブルとソファがあるので、あこがれるのですが、「和」な暮らしも気に入っています!ただ、家具などは新しいものを購入していないし、部屋の雰囲気はイマイチ。これから素敵なお部屋にしていきたいです。
Posted by いずみ at 2006.02.06 16:04