視線は、インパクトのあるものに向かいます。
赤や黄色というハッキリした色、主張のあるデザインのアートや家具などは目を引きつけます。
ここでは視線の集まる場所を意識的につくる、あるいは、変える方法を考えましょう。

視線の行き場を意識的につくる。
Point1
視線の行き場でイメージをコントロールする
室内の写真を撮ると、見慣れた実際の住まいより雑然としているように感じます。私達はいつも、空間の中で、知らず知らずに見たいものに焦点を当てて見ているからです。居間のドアを開けて、正面の窓に満開の桜が見えたら、視線はまっすぐに窓に向かうでしょう。壁に個性的な絵が掛かっていたら視線はそれに向かいます。
反対に見せたくないものがあるときもあります。たとえば、ドアを開けたら対面キッチンのシンクが見えるというようなケースでは、ダイニングチェアの色を赤などインパクトのある色にすればアイキャッチになり、キッチンは視線からはずれます。このように、見せたくないところがあるときは、アイキャッチを意識的に設けて視線を誘導しましょう。部屋をイメージチェンジしたいときは、視線の集まるアイキャッチを交換したり、アイキャッチの場所を移動します。お客様を迎えるときは、お客さまがドアを開けて入って来られるとき、ソファに座られたとき、視線が向かう先もチェックしておくと、どこを重点的に片づければいいか分かります。
Point2
部屋に軸をつくる
豪奢な佇まいの居間、マントルピースに火が燃え、その上に掛けられた大きな面取りの鏡が美しい部屋を映している……洋画のワンシーンによくあるような光景ですが、あこがれますよね。重厚感のあるマントルピースと豪華な鏡は中心がぴったり同じです。これがずれていると落ち着かない空間になってしまいます。中心を揃えたものが並ぶと軸が生まれ、
シンメトリー(外部サイトへ)がもたらす安定感で空間がまとまります。部屋に入ったとき、目線は自然にこのシンメトリーに向かうでしょう。空間のイメージを変えたいときは、この軸の位置を変えてみるといいですね。イラストは、壁掛け・スタンド・絵画の位置を変え、大胆に2面を使ってシンメトリーをデザインした例です。部屋に斜めの大きな軸ができ、イメージが大きく変わります。
先日新築のお宅に伺うと、テレビの真上に時計が掛けてありました。他に目立つ家具もなくセンターが合わせてあるので軸になってしまい、目線がいってしまいます。テレビと時計の組み合わせは生活感がありすぎて、おしゃれではありません。マントルピースと鏡の組み合わせに劣らないすてきな軸をつくりましょう。
視線を意識してインテリアを考えるということ初めて知りました。
なるほどと思ったのですが、うちの家を考えるとどうしたものか、分かりません。
うちはちょっと古いつくりで、玄関を入ると1mほどで、すぐ正面に台所につながる引き戸があります。
横は下駄箱とちょっと奥まってトイレの扉が続きます。
これが来客される方に狭くて暗い印象をあたえていると思うのです。
こういう場合、下駄箱の上を派手目にした方がよいのですか?
Posted by マメ at 2007.04.03 00:20