最近、37 年前に製造された扇風機の火災事故がニュースになりました。
動けばいつまでも使えると考えがちですが、 実は家電製品や住宅設備機器には耐用年数の目安というものがあります。
今回は、住まいの中の、さまざまなものの「賞味期限」を考えてみましょう。まずは、内装です。

壁の絵をはずしてみると、クロスの変色具合がよく分かる。
Point1
内装は、耐用年数が多少オーバーしても OK
住まいの老朽化は、家族の人数や掃除の頻度によっても違ってきます。最近の住まいの、内外装の壁や天井の仕上げ材は、ビニールクロスが一般的ですが、一応、築10 年が貼り替えの目安になっています。10 年も経つと、壁に掛けた絵を移動させた際など、汚れていない壁が現れて、いつも見ている壁が、実は黄ばんでいるのを発見したりします。汚れの付着や喫煙、紫外線により徐々に変色していても、毎日見ているので気が付かないだけなのです。汚れ程度なら、そのまま放置することになります。15 年以上経過すると、クロスの一部がはがれたり、継ぎ目が目立つようになります。内装の見た目が悪くても気にしないわ、といっても、「賞味期限」を延ばせるのはせいぜい2 〜3 年です。家計に余裕があるときに、思い切って改装工事をしましょう。
最近、壁の仕上げ材として、
珪藻土(外部サイトへ)や
ジョリパット(外部サイトへ)などの塗り壁に人気があります。自然素材としての魅力のほか、調湿材としても評価されています。時間の経過とともに汚れても、クロスのように、はがれなどが生じないので、「賞味期限」が長くなります。初期コストがかかっても、改装までの期間が長くなり、お得ともいえます。