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  2008.10.27  住まいの使い勝手を見直そう
夜間や停電時に自動点灯し、懐中電灯としても取り外して使える便利な非常用照明の「保安灯」が、家庭にも標準的に設置されるようになりました。
これは、非常時でなくても日常的に活用したい照明ですね。
ここでは、あると便利な照明をご紹介します。

ひとが近づくと青く光る最新の便器。
Point1
夜間の暮らしを守る保安灯

懐中電灯を使おうとして、電池がなかったということが時々ありますが、保安灯(外部サイトへ)なら大丈夫。これは、常時壁の床近くのコンセントに差し込まれていて充電、夜間や停電時に自動点灯する仕組みの照明。コンセントから取り外せば懐中電灯としても使えます。人感センサーや明るさセンサー付きで、そのつど自動的に点灯・消灯するものなど、さまざまなタイプが出回っています。ご家庭に合うものを見つけましょう。
夜中にいったんベッドから出ると、寝付くのがたいへんとおっしゃる方がいます。年を取ると眠りにつくのが下手になるのだそうです。トイレに起きても、眠りに近い状態をキープしたいので、明るさは足下をほんのり照らす程度がいいし、トイレの照明はいつもよりも暗い方がいいですね。最新の便器は、そういった声を反映して、近づくと便器の裏側に付けられた照明が作動し、青く浮き上がります。保安灯も便器照明も、電球寿命の長いLED電球を使っています。消費電力が1Wという効率のよさも有り難いし、このわずかな明るさがあるのと無いのとでは大違いです。保安灯は、避難時を想定して寝室から玄関に避難する通り道がベストポジション、床に段差がある場所にも設置しておくと安心です。
  2008.10.16  住まいの使い勝手を見直そう
世は右利き人間が多数を占めているので、
エレベーターの操作盤やトイレのペーパーホルダーなどは、右手で操作しやすい位置にあります。
自分の利き手が使いやすいように、機器の設置場所や部屋のレイアウトをよく検討して、使い勝手のいい住まいにしましょう。

左方向に扉が開く電子レンジは、左端に置きたい。
Point1
自分に適した機器の配列

キッチンのレイアウトをするときに、バックカウンターの右端に置かないようにした方がいいのは電子レンジです。電子レンジは、右手で操作しやすいように、向かって右側に操作パネルがあり、扉は左方向に開くタイプがほとんどです。バックカウンターの左端に置けば、右に空間があるので使いやすいのですが、どうしても右端に置かなければならない場合は、扉を下に倒して開けるフロントオープンのほうが使いやすくなります。
コンロ選びにも、右左に気を配ります。サイドの壁への油はねが少なくなるし、食材の移動が少なくてすむので、シンク側のコンロをメインに使う方が便利です。コンロがシンクの左側に配置されているなら、右を大カロリーのコンロとすべきです。キッチンのレイアウトは、基本的に、入口側にシンクを設置するので、間取りによって、コンロがシンクの左にくるか右にくるかが変わります。コンロ・調理台・シンクのレイアウトは、長年の使い勝手を変えられない奥さまが多いようです。住まい購入時やリフォーム時にはよく考えて、自分にとって使い勝手がいいタイプを選ぶといいですね。
  2008.10.06  住まいの使い勝手を見直そう
仕事でこれまでたくさんの新築・改築を手がけてきました。
私のモットーは、「住む人の身になって使い勝手のよい住まいをつくること」です。
今月は、そうした私の経験から、使い勝手のよい住まいにするためのポイントをご紹介します。
まずは「高さ」です。

キッチンには、高さ違いの作業台が3つあると理想的。
Point1
キッチンに欲しい3つの高さ

キッチンを選びにショールームに行くと、「ワークトップの高さ(外部サイトへ)はいくつにしますか?」と必ず聞かれます。調理作業は、包丁で刻んだり、食器や野菜を洗ったり、手の位置を一定にキープする作業がほとんどです。だからキッチンのワークトップは、腕を軽く曲げて楽に作業できる高さにします。高すぎれば肩こり、低くすぎれば腰に負担がかかります。でも、この高さは基準の高さでしかありません。コンロで炒め物をするときや、お皿に盛り付けをするときは、この高さでは高すぎるのです。パン生地を練るときは、さらに低いほうが力が入ります。3段階に高さが分かれていると理想的ですが、通常のキッチンの幅は2.7m以下、このサイズでワークトップの高さを変えて段差がつくと、とても使いにくいキッチンになってしまいます。私流の解決策は、ワークトップは基本の高さ、食器棚が付いたバックカウンターはあえて5cm低くして配膳用に、ダイニングテーブルをいちばん低い作業台とみなす方法。バックカウンターを−5cmにすると、吊り戸棚を5cm下げることができ、食器の出し入れがしやすくなるメリットもあります。