みなさま、こんにちは。下薗莉惠です。1月もあっという間に半分が過ぎてしまいましたね。さて、みなさまは愛犬が病気にかかったり、ケガをしてしまったという経験をお持ちでしょうか?今回は、ワンちゃんたちが病気やケガの治療をしていくなかで重要な役割を担う、リハビリテーションについてお話をしていこうと思います。
注目度が高まる動物のリハビリテーション
人間の医療では、手術などの治療のあとにリハビリテーションを行うことは決してめずらしくありませんが、動物に対するリハビリテーションに関しては、日本ではまだそれほど知られていないのではないでしょうか。動物のリハビリテーションは「動物理学療法」と称されていて、アメリカやオーストラリアなどでは、その必要性が認知されています。「動物理学療法士」という専門家の方も活躍しているんですよ。日本でも最近になって、少しずつ専門家を講師に招いてのセミナーが開催されるようになってきました。私も動物に対するリハビリの大切さを少しでも多くの人に伝えられたらと思い、昨年行われたセミナーに参加してきたんです。
セミナーが行われた場所は、神奈川県川崎市にある「
日本動物高度医療センター」(外部サイトへ)。ここはペットのための最先端医療が受けられる、日本最大規模の動物病院です。今回、セミナーの講師を務めてくださったのは、オーストラリアの動物理学療法の第一人者であるミシェル・マンクさん。彼女はオーストラリア唯一の犬のリハビリセンターを創設した方でもあります。
じつはセミナーが行われる直前に、私の愛犬であるエアデール・テリアのリッキーが脚にできた腫瘍を取り除くために、日本動物高度医療センターに入院していたんですよ。そのできごとも今回のセミナーに参加したいと思った理由のひとつ。先生方のおかげでリッキーの手術は無事に成功しましたが、すぐに脚をもとのように動かすことは当然できないため、筋肉量が減少してリハビリが必要な状態になっていたんです。そこで、この日は実技指導のモデル犬を務めることになりました。

ミシェル先生に脚の状態をチェックしてもらっている、愛犬のリッキーじいさん。おとなしくしていて偉い!