ブログ機能の使い方
気高さが魅力のハウンド系犬種
こんにちは、下薗莉惠です。いつもたくさんのコメントをいただき、本当に嬉しく拝見しています。なかでもワンちゃんを飼われている方からは、「うちの子の犬種についても取り上げてください!」といったコメントも寄せられているので、今後、できる限り皆様の愛犬の犬種についてお話できればと思っています。今回はさっそく、リクエストいただいたボルゾイをはじめとする、ハウンド系のワンちゃんについてご紹介しますね。

古くから王侯貴族に愛されていたハウンド系のワンちゃん

以前、テリア系のワンちゃんが小動物を捕獲する猟犬として活躍していたことをご紹介しましたが、ハウンド系のワンちゃんも猟犬に分類されています。おもにオオカミやシカなどを狩る獣猟犬として働いていた大型犬種で、獲物の追跡や発見、回収などの能力に長けているといわれています。ハウンド系はさらに、視力で獲物をとらえるのが得意な「視覚ハウンド(サイト・ハウンド)」と、嗅覚によって獲物を見つけることを得意とする「嗅覚ハウンド(セント・ハウンド)」の2種類に大別されているんですよ。
ハウンド系犬種のスコティッシュ・ディアハウンドです。大きいけれど愛らしいですよね。

●ボルゾイ

ボルゾイは、中世ロシアの貴族階級の人々に愛されたワンちゃんでした。そういわれてみると、大柄なロシア人を彷彿とさせる体型ですよね。当時のロシアでは、狩猟は貴族のたしなみのひとつとされていたので、猟犬は大切に育てられていたんです。なかでもボルゾイはオオカミ狩りで活躍したワンちゃんで、視覚ハウンドに属する犬種です。

ボルゾイは走行能力が優れているのも特徴です。馬のように美しい走り方をするんですよ。ただ、お散歩をするときはこちらも走らなければ追いつかないので、ちょっと大変ですね(笑)。お散歩は自転車でするのがいいと思います。貴族に飼われていただけあって、美しくて長い被毛や小さい顔などからは、気品の高さを感じられます。でも、性格は気取りがなく、温厚で優しい気性の子が多いんですよ。遊ぶのが大好き、という一面もあります。
貴族に愛された犬種なだけあって、とっても上品な雰囲気ですよね。

●アフガン・ハウンド

見てください! なんだか人のように見えませんか? こんなヘアスタイルの人、いらっしゃいますよね(笑)。
アフガニスタン原産のこの犬種は、紀元前5000年ごろから大切にされていたという記録があります。ボルゾイ同様、視覚で獲物を捕らえる能力に優れている視覚ハウンドですね。
特徴的なのはその顔立ちで、まるで人のお顔のよう。私のお店で見かけると、「いつもお世話になっております、ありがとうございます」なんて、ついご挨拶してしまいたくなるような雰囲気なんです。
サラサラヘアが自慢のワンちゃんです。
サラサラの被毛が魅力的なワンちゃんなので、ロングヘアが自慢の飼い主さんだったら、一緒にサラサラヘアをなびかせながら優雅にお散歩・・・といった感じが絵になりそうです。いつだったか、7:3分けにしているアフガン・ハウンドに会ったことがありますが、色気がありました(笑)。
ちなみに性格は、あまり他者に干渉しないといった特徴があります。見た目同様に大人っぽくて、自立精神のあるワンちゃんです。

●スコティッシュ・ディアハウンド

スコットランドの貴族たちに愛されていた猟犬で、シカ狩りを得意としていた犬種です。10〜14世紀のころは、伯爵以下の階級の人々が飼育することは禁じられていたようで、現代でも、飼育していることがステータスだともいわれているようですね。
まん丸おめめが可愛らしいのですが、細くて長い脚を見ると、かつては獲物を追いかけていた猟犬としての力強さを感じます。
日本ではほとんど見かけることのできない犬種なのですが、「ドッグショーへ行きませんか?」でもご紹介したイギリスのドッグショー会場で見かけたときは、スケール感のある風貌に釘づけになってしまいました。
飼い主に対する忠誠心が強く、小さなお子さんに対しても優しく接することのできる性格です。さすが貴族に愛されていただけあって、お行儀がいいんですね

●アイリッシュ・ウルフハウンド

嗅覚ハウンドに属するアイリッシュ・ウルフハウンドは、威風堂々たる姿とオオカミやオオジカをハンティングする勇猛さから、“勇敢な狩猟犬”と呼ばれたアイルランド原産の犬です。やはりその歴史は古く、紀元前の古代より人々に愛されてきたといわれています。犬の中で最も大きい犬種としても知られているんですよ。
吉澤社長が飼っていたアイリッシュ・ウルフハウンドのあいちゃんです。まだ仔犬のころの写真ですね。
以前、青山ケンネルの吉澤社長もアイリッシュ・ウルフハウンドを飼っていたんです。その犬はもう死んでしまったのですが、 「あいちゃん」という名で、健在だったころは私もよく遊んでいました。アイリッシュ・ウルフハウンドは優しくておっとりとした性格なのですが、毎日多くの運動量を必要とするため、散歩に必要な時間も長かったですし、広い飼育スペースも必要でした。高貴で素晴らしい犬種なのですが、はじめて犬を飼われる方にとっては、飼育するのがちょっと難しいかもしれませんね。

●ウィペット

後ろ脚の筋肉のたくましさは、本当に馬のようですね。
馬のようなしなやかな流線型の体型を持つこの犬種は、その印象の通り、とにかく脚が速いのが特徴です。歴史あるハウンド系のなかではかなり新しい犬種で、18世紀のイングランドで誕生したといわれています。レース犬として人気があり、オーストラリアに行ったときも、ドッグレースに参加しているウィペットを見かけたのですが、パワフルな走りにびっくりしました。でも普段は、従順で落ち着きのある性格なんですよ。

いかがでしたか? ハウンド系の犬には、獣猟犬という恐ろしそうなイメージとは違い、気品に満ちて賢くて、優しい性格のワンちゃんが多いんですよ。大型犬なので、お散歩に時間がかかって体力が必要だったり、十分に動き回れるスペースが必要だったりしますが、その優雅さや美しさはやっぱり憧れてしまいますね。

これからもこんなふうに、私がご紹介できる犬種をどんどんご紹介していきたいと思います。リクエストがあれば、またコメントでお知らせください!
2008.02.15 | 犬種の紹介
コメント
1. | 投稿者: ゆみりん (2008年02月16日)

お久しぶりです♪
すごいですね!こんなに大きな犬がいるとは思いませんでした。
確かに大きな犬はかわいいっ!というよりも、一人前の人のように扱ってしまいそう・・・。
ただ、下薗さんのようにご挨拶しそうになるかどうかはわかりませんが(笑)
私はさらさらヘアのワンちゃんが気になりました。惚れそうです(笑)。
でも、大きな犬ってお金持ちが飼っている犬のイメージがありますね。
大きな家じゃないと飼えないでしょうし。
憧れです。

犬種紹介面白いですね。
よく見かける犬種だと知っているものもありますが、めずらしい犬種を見るのも面白いです。犬種の本って本当に図鑑みたいなので、こんな感じで教えてもらえるととっても楽しいです。

2. | 投稿者: ルーニー (2008年02月18日)

今の子を飼う前にアフガンハウンドを飼っていました。
ハウンド系には「嗅覚系」と「視覚系」にわかれているんですね。
たしかに前の子は知り合いがすごい遠くに見えると尻尾振ったり、走って近づいたり
していました。今の子は、ハウンド系ではないのですが、全然気がつかず声が聞こえたり、はっきり見えるくらいになるまでは尻尾を振ったりしません。犬種によって優れているところが違うんですね。今は小さいワンコを飼っているので、こうやって大きなワンコを見ると、また大きなワンコが飼いたくないます。

コメントに投稿すると、抽選でプレゼントが当たる!
この記事へコメントをする
メールアドレス (※半角英数字で入力してください。)
 ※サイト上には公開されません。
ニックネーム (※全角で10文字以内で入力してください。)
 ※サイト上に掲載されます。
次回のコメント投稿時にメールアドレスとニックネームを自動で表示しますか?
表示する
コメント
上質ペットライフへご招待「Salon de Sienne」  投稿規約 (※必ずお読みください。)
下記の規約を承諾いただける場合のみ投稿いただけます。
TrackBack URL:http://blog.37sumai.com/cgi-bin/MT/mt-tb.cgi/1442