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知的で働き者のハーディング系犬種
こんにちは、下薗莉惠です。先日わが家のキャバリア、キャンディの娘で、友人が飼っているタバサちゃんが仔犬を3匹産みました!いまはこの子たちの成長が、何より楽しみなのです。ひょっとしたら1匹はわが家にくるかもしれません。するとキャバリアは全部で8匹・・・。でもキャバリアは飼いやすい犬種ですので、大勢になればなるほど楽しいかもしれません。

さて、今回は犬種紹介をお届けしたいと思います。登場するのは、賢いハーディング系のワンちゃんです。

トレーニングをしてこそ活きる犬種

ハーディング系犬種とは、牧畜犬や牧羊犬のことをいいます。もともとは広い牧場を走り回って、家畜が逃げ出さないように見張ったり、外敵から守ったりといった役割を担っていたワンちゃんたちなのです。すぐれた嗅覚と記憶力を持つ聡明さが特徴だといえるでしょう。以前に「人とワンちゃんの今昔物語」でご紹介した私の初恋の相手、オールド・イングリッシュ・シープ・ドッグのだいちゃんもこのグループに属します。俊敏さや力強さを兼ね備えていて、かつてはオオカミから家畜を守るために働いていたんですね。ふわふわした外見からは、ちょっと想像がつきませんよね。
“シェルティ”こと、シェットランド・シープ・ドッグの仔犬。いかにも温厚そうですが、よくよく見るとまだ仔犬なのに、賢そうな瞳をしています。
●シェットランド・シープ・ドッグ
“シェルティ”の愛称で親しまれている、胸と尻尾のフサフサとした毛が特徴のワンちゃん。サロンのお客様からはよく、「初心者でも飼いやすいおすすめの犬は?」と聞かれることがありますが、そんなときは「小型犬ならキャバリア、大きめの犬ならシェルティ」とお答えしているほど、温和で賢い性格なんです。遊ぶのも大好きで、子どもとも仲良しになりやすいんですよ。スコットランドのシェットランド地方に起源があるのですが、牧畜犬として働くだけではなく、その愛想のよさから家族の一員として家の中の仕事も手伝っていたそうです。

●ジャーマン・シェパード
警察犬や災害救助犬としておなじみですよね。3年ほど前にドイツで開催されたシェパードの展覧会に行ったのですが、3千頭ほどのシェパードが一堂に会している光景は、すごい迫力でした!トレーナーの指示どおりに動けるか、といった能力を競うコンテストがあるのですが、それはもう精悍で、かっこよかったですよ。流線型の体型からわかるとおり足は速く、いざというときに攻撃できる力を備えています。賢いのはもちろんですが、その知性はトレーニングによってどんどん磨かれていきます。自分に与えられた使命に対して、忠実に取り組む能力にたけているんですね。使命を与え、それに向かってトレーニングを積んでいくことで、能力が活きてくる犬種だといえます。
滑らかなカーブを描く背中のライン、引き締まった体、威厳がありますよね。遊ぶのも大好きなんですよ。

●ウェルシュ・コーギー
エリザベス女王の愛犬として、世界的に有名になったコーギー。視力がすぐれていて、高い運動能力も持ち合わせています。愛嬌のある顔で、性格はとても陽気。ただし、意外と意思が強いんです。こちらも毅然とした態度でしつけないと、振り回されることになってしまうんですね。すでにご紹介しているダックスフンドと同様に、体に対して脚が短すぎるため、腰に負担がかかりやすい傾向があります。また、かなり食欲旺盛で太りやすいので、食事管理も注意してあげることが大切です。
コーギーの仔犬。キツネのような顔つきも特徴です。賢いので、早いうちからトレーニングしておくのがおすすめです。

●コリー
1878年、イギリスのヴィクトリア女王が「ウエストミンスター展」に2頭のコリーを出品したことから脚光を浴びた犬種。聡明な表情、優雅な頭の形、柔らかく豊富な毛がこの犬の魅力でしょう。とにかく頭がよく、自分で考える力が備わっているんです。その能力を引き出してあげるのも、飼い主の役割ではないかと思います。ゲームで遊んであげると、とても喜びますよ。明るくやんちゃで、それゆえにしつけをしっかりしてあげないと手がかかることになってしまうこともありますが、トレーニングによって一度身についたことは、しっかり守ってくれるワンちゃんです。
たたずまいが優雅なボーダー・コリー。並はずれたスタミナの持ち主で、とても働き者なんですよ。

●ベルジアン・タービュレン
写真左がベルジアン・タービュレン。威厳のある姿に、こちらが緊張してしまいました(笑)。
最後に珍しい犬種をご紹介しましょう。シェパードよりもひと回り小さいですが、しっかりとした骨格を持った力強い犬種です。日本ではなかなか見かけませんが、当サロンの訓練士が飼っているので、私はときどき会っているんです。打てば響くといいますか、とても教えがいのある犬種のようです。どっしりとした印象がありますが足取りは軽やかで、どんなに動いても疲れを見せません。

ハーディング系の犬に共通しているのは、とにかく賢いということです。テリア系も賢いのですが、自分の意見もしっかり通すところがあります。また、ハーディング系は柔軟性も備えているので、持ち前の賢さを人のために生かすことができるんですね。それが彼らの喜びでもあるので、トレーニングをして賢さを引き出してあげるとよいでしょう。飼っている方たちを見ると、人と犬が本当に同志という感じで、楽しそうなんです。私もいつかは飼ってみたいと憧れているんですよ。もし、ハーディング系のワンちゃんを飼われている方がいらっしゃったら、楽しいエピソードなど、ぜひ教えてくださいね。
2008.04.18 | 犬種の紹介
コメント
1. | 投稿者: はな兄 (2008年04月18日)

ミックスは健康面でも丈夫でいいですね。

2. | 投稿者: こなま (2008年04月22日)

今、シェルティを飼おうと色々勉強中です!!『トレーニングをしてこそ活きる犬種』☆
責任重大ですけど、一緒に暮らすためには頑張ります!!

3. | 投稿者: サイクリン (2008年04月23日)

犬は、可愛いですよね。
道であってもつい声を掛けてしまいます。

4. | 投稿者: でるでる (2008年04月26日)

ウェルシュ・コーギーを飼っています。元気でとても可愛いですよね。

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