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行楽弁当を持って愛犬と出かけよう!
こんにちは、下薗莉惠です。
新緑が美しいこの時季、愛犬を連れて森林浴などはいかがでしょうか。
そこで今回は、ワンちゃんにも作ってあげたい行楽弁当をご紹介したいと思います。

栄養価の高い旬の食材を取り入れて

旬の食材を使った愛犬用行楽弁当。 ワンちゃんたちからも大好評です!
陽射しがぽかぽかのこの季節は、外でごはんを食べると、気持ちがいいですよね。
手づくりのお弁当だと、なおさらワクワクしてしまいます。ぽかぽか陽気が大好きなワンちゃんも、ぜひ連れて行きたいところですが、手づくりのお弁当も一緒に楽しみたいと思いませんか?
そこでおすすめしたいのが、ワンちゃん用のお弁当です。この時季ですと、新じゃがいもや春キャベツなど栄養価の高い旬の食材を取り入れてあげるといいですね。

お弁当にする場合、どんどん暖かくなっていくので、食材には必ず火を通してあげると安心です。殺菌・防腐作用があるリンゴ酢を活用するのもいいですね。サラダやごはんなどに少し混ぜてあげるだけで、食材が傷むのを防ぐことができますし、少量ならワンちゃんも気になりません。リンゴ酢には、消化・吸収をスムーズにして、体調を整えてくれる働きもあるんですよ。

行楽弁当の作り方

・新じゃがグラタン
材料(5kgの成犬の場合)
●新じゃがいも・・・50g(小1個) ●脱脂粉乳・・・小さじ1
●カッテージチーズ・・・小さじ1 ●パセリ・・・少々
作り方
1.新じゃがいもの皮を剥き、蒸してマッシュにする。
2.脱脂粉乳をぬるま湯(小さじ1)で溶く。
3.1とカッテージチーズを混ぜ、アルミの容器に入れて2をかける。
4.3をオーブントースターで焼き色がつくまで、5分程度焼く。
5.仕上げにパセリのみじん切りをのせる。

・春キャベツとしらすのサラダ
材料(5kgの成犬の場合)
●キャベツ・・・40g ●しらす・・・大さじ1 ●リンゴ酢・・・小さじ1
作り方
1.洗ったキャベツを軽く蒸すか、サッとゆがく。
  その後、みじん切りにする。
2.1にしらすとリンゴ酢を加えて混ぜる。

・鶏もも肉のハーブソテー
材料(5kgの成犬の場合)
●鶏もも肉・・・30g ●ローズマリー・・・少々
作り方
1.鶏肉を一口大に切り、みじん切りにしたローズマリーと合わせる。
2.1をフライパンに入れ、蓋をして蒸すように短時間で焼く。

・3色ごはん
材料(5kgの成犬の場合)
●炊いたごはん・・・100g(茶碗に約2/3膳分) ●鮭・・・20g(1/4切れ)
●卵・・・20g(1/3個分) ●鶏ひき肉・・・25g ●小松菜・・・少々
作り方
1.鮭を焼いて身をほぐす。
2.フライパンに溶き卵を流し入れ、いり卵を作る。
3.フライパンでひき肉を炒めて、そぼろを作る。
4.小松菜を軽く蒸すか、さっとゆがいてみじん切りにする。
  それを熱いごはんに混ぜて菜飯を作る。
5.4に1、2、3を等分にのせる。

NG食材さえ避ければ手作りでも安心

「新じゃがグラタン」は、ホワイトソースの代わりに脱脂粉乳を使用しているのがポイントです。ホワイトソースだとどうしても味が濃く、カロリーが高くなりがちなのでワンちゃん用にアレンジしたほうがいいでしょう。カッテージチーズは「愛犬と味わうハッピーバレンタイン!」でご紹介したように、簡単に手作りできるんですよ。パセリは、たとえ少量でもビタミン類が補給できます。冷蔵庫であまりがちな食材なので、冷凍保存しておいて、ワンちゃんのごはんに細かく刻んで混ぜるのがおすすめです。

手作りごはんの場合、不足しがちなのがカルシウムです。「春キャベツとしらすのサラダ」で使ったしらすのように、カルシウムが豊富な食材を意識して取り入れるようにしましょう。難しければ、ワンちゃん用のカルシウムのサプリメントで補ってみてもいいですね。

「鶏もも肉のハーブソテー」で使用したローズマリーには、酸化を抑える作用があり、お肉との相性も抜群です。お弁当箱を開けたときに漂う香りに、ワンちゃんも食欲をそそられるはず。お肉は、豚肉やラム肉でも代用できます。カロリーが気になるワンちゃんは、皮や脂身を取り除いてあげるといいですね。今日がお肉なら明日はお魚、というようにいろいろな食材を与えるようにすると、自然と栄養バランスが整います。

今回ご紹介したお弁当は、人間用のお弁当を作りながら、調味をする前に取り分けたり、途中で材料をアレンジしたりするだけで簡単に作れてしまいます。
よく人間と同じ食材を食べさせていいものかどうか、と心配される飼い主さんもいらっしゃいますが、一部の食材を避けて味付けを薄くすれば大丈夫。遊び食いの癖があるワンちゃんも、手作りごはんにすると一生懸命食べてくれるんですよ。

・避けたほうがいい食材

ネギ類(タマネギ、長ネギ、ニラ、アサツキなど)・・・ネギ類に含まれるアリルプロピルジスルフィドという成分が赤血球を破壊して、貧血を起こす可能性があります。加熱してもこの成分の作用は失われないので、注意しましょう。

生のほうれん草・・・シュウ酸という成分が含まれた生のほうれん草は、与えすぎると腎臓や膀胱でカルシウムと結合し、結石の原因となることがあります。
加熱した骨、大きな魚の骨・・・加熱した骨は砕けてしまうので、消化管を詰まらせたり、傷つけたりする可能性があります。同様に大きな魚の骨も気をつけましょう。

生の魚や貝類・・・チアミナーゼという生の魚介類に含まれている酵素が、ビタミンB1を分解してしまいます。このため、ビタミンB1欠乏症になる可能性があるのです。ただし酵素は加熱すると働きを失いますから、火を通せば問題ありません。

生の卵白・・・ビタミンの一種を分解するビオチンという酵素が含まれています。このため、食べ過ぎると皮膚炎、結膜炎などを起こしてしまうのです。加熱すれば大丈夫です。

チョコレート、カフェイン・・・これらに含まれる興奮物質は、ワンちゃんにとって有害です。目を離したすきに食べさせないようにしましょう。

残りのゴールデンウィークのご予定がまだ決まっていないという方は、お弁当を手に愛犬と出かけてみてはいかがでしょうか。行楽弁当を作られたら、ぜひ感想を聞かせてくださいね。

2008.05.07 | 手作りごはん
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