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天性の忠誠心を持つスポーティング系犬種
こんにちは、下薗莉惠です。最近は愛犬たちと散歩に出かけると、緑の匂いを感じて清々しい気分になります。幸せなひとときですね。
さて、今回は犬種紹介をお届けしたいと思います。個性豊かなスポーティング系ワンちゃんたちの登場です!

穏やかで従順な犬種

スポーティング系とは狩猟犬のことで、イギリスではガンドッグと呼ばれています。猟師に同行して、狩りをサポートする役割がある犬種です。このグループは得意分野がはっきりとわかれていて、大きく分けると3種類。ハンターが仕留めやすいように、獲物の周りを動き回って追い立てるスパニエル系、射撃により落ちた獲物をいち早く探して回収するレトリーバー系、獲物の居場所をつきとめて飼い主に知らせるポインターやセッター系です。狩猟犬といっても自ら獲物を仕留めるわけではないので、性格は穏やかで従順。人間が大好きなんですよ。

長毛の耳が美しいスパニエル系

イングリッシュ・コッカー・スパニエル。優雅な印象ですが足取りは力強く、動きまわるのが大好きな犬種です。
スパニエル系の犬は、耳の毛が長く、垂れているのが特徴です。実はキャバリアも正式な犬種名は「キャバリア・キング・チャールズスパニエル」(長いんです!)といって、スパニエル系なんですよ。残念ながら狩猟犬としての資質はありませんが(笑)。

飼いやすいのは、イングリッシュ・コッカー・スパニエルやアメリカン・コッカー・スパニエル。この2種は似ていますが、見分けるには顔や鼻の形に注目してみてください。長いのがイングリッシュ・コッカー、丸いのがアメリカン・コッカーです。両方とも陽気な性格ですが、狩猟犬としてはイングリッシュ・コッカーのほうが活躍していたようです。
長い肢に美しい毛並み。体つきも均整がとれていて、優雅な雰囲気を持っているイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルです。
また、少し珍しい犬を飼いたいと思っている方におすすめしたいのが、スパニエル系の起源となったイングリッシュ・スプリンガー・スパニエルです。

スパニエル系の起源といわれ、その姿は長い歴史を感じさせる気品と威厳にあふれています。個人的にもとても好きな犬種ですね。俊敏で体力があり、狩猟犬としての資質にすぐれているので、トレーニングをしてあげるとそのよさを引き出してあげることができるのではないでしょうか。

エネルギッシュな性格なので、アクティブなお人柄の飼い主さんとは相性が抜群だと思いますよ。

日本では、まずお目にかかれないサセックス・スパニエル。オーストラリアでブリーダーと会ったときの写真です。
オーストラリアから来たサセックス・スパニエルのプリンちゃん。毛色はゴールデン・リッチ・レバー色といって、この犬種独特のものなんです。
さらに珍しいスパニエル系の犬種が、サセックス・スパニエル。スプリンガーやコッカーのように足は速くないのですが、とにかく嗅覚がすぐれているんです。

3年前、血統書を発行する団体「ジャパン・ケネル・クラブ」に、日本で初めてこの犬種が登録されました。

その申請をしたのが・・・じつは私なんです!

サロンのお客様が、「日本にいない珍しいワンちゃんを飼いたい」ということで、サセックス・スパニエルをリクエストされたんですね。

日本にはブリーダーさんがいなかったので、オーストラリアにいる知人に相談したところ、サセックス・スパニエルを育てていらっしゃるブリーダーさんは3か所しかなかったんです。
現地に赴いてブリーダーさんに直接お会いし、譲っていただけないかお願いをしたのですが、なかなか承諾してもらえなくて、譲り受けるまで3年も待ったんです!

そうしてようやくサセックス・スパニエルがやってきたときは、「やっと会えた」という感動でいっぱいでした。お客様もとても喜ばれていましたよ。

愛情にあふれたレトリーバー

仕留めた獲物がどんな場所に落ちても、素早く見つけて回収してくるレトリーバー系。この種類は、ラブラドール・レトリーバーやゴールデン・レトリーバーなどでもおなじみですね。
どちらも名前は“レトリーブ=回収する”というところからきているんです。水の中でも獲物をくわえて戻れるほど、泳ぎも得意なんですよ。ですので飼う場合は、何かを取りに行かせるゲームをしたり、たまに泳がせてあげたりすると喜びます。

犬の中でも抜群の知性を誇るラブラドール・レトリーバー。いかにも賢そうな瞳をしていますよね。頭を使うゲームが大好きです。
ゴールデン・レトリーバーの仔犬。美しいゴールドの毛色もさることながら、穏やかで愛情深いその性格にも人気の理由があるのでしょう。
飼い主さんのいうことをとてもよく聞きますが、なかでもラブラドールは特に賢いですね。
また、穏やかで従順なのもレトリーバー系の特徴です。ラブラドールが盲導犬や介護犬として活躍できるのは、賢いからというだけでなく、穏やかさや従順さも持ち合わせているため。飼い主をひたすら待つことのできる能力は、人間から見ても頭が下がるほどです。

スポーティング系のワンちゃんたち、いかがでしたか?
狩猟犬といっても、仕事内容によって犬種が細かく分かれているので、このほかにもまだまだ種類はあるんです。

今回は比較的飼いやすいワンちゃんたちを紹介しましたが、今度は珍しい犬種特集もしてみたいなと思っています。引き続き、取り上げてほしい犬種のリクエストもお待ちしていますね!
2008.05.16 | 犬種の紹介
コメント
1. | 投稿者: ルーニー (2008年05月20日)

サセックス・スパニエル。初めて拝見しました。とてもいい色のワンちゃんですね。
休みの日にたまにランチをしに行くお店によくアメリカンコッカースパニエルの3兄弟が来ています。とても人なつっこくて、顔ももちろん可愛いのですが、足元もデニムのブーツカットのようでキュートなんです。お手入れが大変そうだなぁって思ったのですが、実際はどうなんでしょうか?スパニエル系のワンちゃんがとても気になる今日この頃です。

あと、こないだすごく可愛いワンちゃんを発見したんです。
実際に見たわけでなく写真でみたのですが、ラサ・アプソというチベットのわんちゃん!
目がクリクリしていてぬいぐるみのようでした。
日本にはまだあまり知られていないワンちゃんってたくさんいるんですね。
このブログでいろんなワンちゃんをこれからも紹介していって欲しいです。


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