ワンちゃんの卓越した嗅覚
犬の嗅覚は、人間の100万倍もすぐれているといわれます。
実際に鼻の穴から奥にある鼻腔部分が長い分、嗅細胞の数が多いということも、その理由の1つのようです。
犬のすぐれた嗅覚は、警察犬や災害救助犬の存在からもわかります。嗅覚を武器に活躍しているのが、ジャーマン・シェパードやドーベルマン。犯人の遺留品の匂いを覚えて、靴底から染み出した犯人の汗の匂いなどから足取りを追っていくのです。
また、麻薬探知犬は、旅行客の手荷物などに違法薬物の匂いを発見すると「お座り」をして知らせます。空港で麻薬探知犬が近づいてくると、悪いことはしていないのにドキドキしてしまいますよね(笑)。アメリカではビーグルも麻薬探知犬として活躍しています。
警察犬は地面に鼻をこすりつけるようにして匂いを嗅ぎますが、不特定多数の人間の匂いを探し出す災害救助犬の場合は、鼻を上に向けて空気中に漂う匂いを嗅ぐという特徴があるようです。
コミュニケーション手段も匂い
ペットとして飼われているワンちゃんたちも、普段からさまざまな場面ですぐれた嗅覚を利用しています。たとえばコミュニケーション。犬同士が近づくと、まずお互いの匂いを嗅ぎあって相手の性別などを確認しますよね。これは人間でいうと、自己紹介みたいなもの。相手に匂いを嗅がせない子は、警戒心が強い犬見知り(?)なんです。
また、迷子になったワンちゃんが自力でひょっこり帰ってきた、という話は聞いたことがあるのではないでしょうか。これも嗅覚によるところが大きいといわれています。

ワンちゃんの鼻が湿っているのは、匂いを感じやすくするという意味もあるようです。
一方、犬は人間に比べて視覚が劣っています。100m以上離れたものは見えない犬が多いですし、近すぎてもピントを合わせることができません。
人から見るとワンちゃんの行動や習性はとても不思議に感じることがありますが、それは感覚の大きな部分を嗅覚に頼っているか、視覚に頼っているかという違いによるところもあるのではないでしょうか。
遠くからでも知り合いを見つけることができる人間の姿は、ワンちゃんにとっては不思議なものなのかもしれません。
人の感情も匂いで感じとる!?
みなさまは、愛犬に対して「この子は人の心が読めるのではないか」と感じたことはありませんか?
私は自分の愛犬すべてに、それを感じます。
たとえば疲れて家に帰ったとき、悲しいことがあったとき、そっとそばに寄ってきてくれます。心配そうに私を見上げていることもあるんです。「どうして私の気持ちがわかるのだろう」と不思議に思いながらも、そんな愛犬たちのおかげで、つらさや悲しみが和らいでいくのを感じます。科学的に実証されているわけではないのですが、ワンちゃんは人間の感情を匂いで判断しているという説があるんです。人間は嬉しいとき、悲しいときなど、感情によって発している匂いが違って、そのわずかな差を嗅ぎとっているというんです。それを証明するのは難しいことだとは思いますが、私はこの話を知ったとき「なるほどな〜」と思ってしまいました。
愛犬のチャマは、私が帰るといつも玄関のところで待ってくれています。試しに足音を立てないようにして玄関に近づいてみたこともあるのですが、やはり待っていましたね。確かに聴覚もすぐれていますが、近づく私の匂いをキャッチしているのかもしれません。
こんなふうに、ワンちゃんの鋭い嗅覚による不思議な行動を体験されている方は少なくないのではないかと思います。ぜひみなさまの愛犬の不思議エピソードを、コメントで教えてくださいね。
ドッグサロン通信
今週のベストトリミング 〜プードル まおちゃん〜
3歳になるまおちゃんは、サロンの人気者。
全体的に短めにカットし、足先だけ毛を残してポイントに。
シルバーがとてもきれいです。
ホントにペットって飼い主の気持ちが読めるんじゃないかと思うことって、よくあります!
この前も泣いている私のひざの上で、私の顔をペロペロ舐めてくれて・・・
よだれだらけになりましたけど・・・(笑)なんだか元気になりましたし。