オンとオフで明暗が切り替わるだけの照明は
日常生活を単調なものにしてしまう!
原始、光は時を示す存在だった――
白く柔らかな朝日を浴びれば目を覚まし、頭上から降り注ぐ青白い光を浴びれば精力的に仕事をこなし、頬を照らすオレンジ色の夕陽を見れば休息をする毎日。
太古の人間社会においては、刻一刻と変化する自然の光こそが時計の代わりだったのです。
しかし現代においては、夜になっても青白い蛍光灯の光を煌々と照らし続け、寝る時間になったら突然真っ暗にするという光環境。。スイッチのオンとオフ、このふたつでしか変化しない照明では、時間の流れがもたらす機微など到底感じられるわけがなし、生活そのものだってステレオタイプなものへと成り下がってしまうんじゃないか、と思うワケです。
私たちの光環境からは“人間味あふれる時間の流れ”、もっといえば“自分らしい時間の流れ”が失われているんじゃないでしょうか?