夕涼みのあかり
身の回りでの光の演出というと、なぜか“冬のネタ”になることが多いようです。
雑誌などで照明が特集されるのもクリスマスが近づく初冬のころですし、冬が長い北欧の国々に、デザインのいい照明器具や心が豊かになるような照明術が多く見られる・・・なんていうお話も少し寒くなったときのほうがリアリティがあるようです。これは、照明=暖かさをもたらすもの、と考えられているからなのでしょうか?
しかし光の風物詩は、必ずしも冬だけのものではありません。熱い夏の日でも宵の時間となって少し気温が下がるころ、日本の各地では光の美しい演出がはじまるのです。今回は蒸し暑い日本ならではの「夏の夜の光」についてお話したいと思います。