人工光源を使わない、昼間の照明術とは?
照明術といっても、今回紹介するのは昼間の照明術。それも、人工光源を使わない光のインスタレーションです。
ご用意いただくのは、そこの浅いたらい状の入れ物か、大きなお盆のようなもの。
できれば黒い色のものを選んでください。
その入れ物を陽のあたるバルコニーに置きます。そしてそこに水をなみなみと注ぎましょう。この「なみなみ」がポイントです。これで完成しました。自然の営みを感じる照明のできあがりです。なんだか随分と簡単にできてしまいました。
水盤が映し出す柔らかな波紋を愉しむ

撮影:塙ひろみ
今回作ったのは水盤です。水盤とは水を張るための底の浅い器のことで、睡蓮などを生ける花器として使われたり、涼を演出する装置として庭先に置かれたりと、日本で古くから用いられている伝統的な手法です。
この水盤をバルコニーに置くと、窓の外から差し込む陽射しを天井に反射して、柔らかい光の表情を映し出してくれるのです。
しかもその光は、ゆらゆらと揺れる。水盤の水が風を受けることによって波立ち、波紋が映し出されるのです。
先ほど「なみなみ」という表現を強調したのは、そのほうが風で水面がよく揺れるからなのです。
さらに、太陽の高さが変わり、陽射しの角度が変わるにつれ、水盤から映し出される波紋もその投映位置を変化させていきます。さっきまで、ダイニングテーブルの真上の天井にいたかと思えば、今では和室の襖に来ている、といったように・・・。また、風の向きが変わるときに水盤上の小波がふわーっと立つことがあります。この瞬間に天井に現れていた光の波紋は部屋全体に広がります。小波が光を広げてくれる現象です。
太陽が雲に隠れてしまったら、当然光は翳ってしまいますが、これも自然の現象なので再び太陽が姿を見せるのを楽しみに待ちましょう! なんだか茶人になった気分ですよ!
住まいと自然をつなぐ照明術のポイント
季節の草花を水盤に浮かべてみよう
用意する水盤はできるだけ大きく、底が浅くて黒っぽいもののほうが、光の反射効果が高くなります。
窓は、光が透過する場所以外はカーテンを引いておくと、より劇的なシーンが楽しめます。
そして水盤には、季節の花を水盤に2つ3つ浮かべてみてください。たとえば、かえでの葉などを浮かべてみてはいかがでしょう。水盤から反射される光の波紋にかえでの葉の影がゆらぎ、深まりゆく秋を風情豊かに教えてくれます。ぜひお試しを。
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太陽の反射光がゆらぁり・ゆらりと揺れて綺麗なのでしょねo(*'▽'*)/☆゜'・:*☆
うちは吹き抜けになっているので日中は明るいのですが、夜になると吹き抜けの照明が
高いせいか暗く感じます。スポットライトでも不十分のようで・・・
(色的に白熱灯が好きなのですが、蛍光灯に変えようかと検討中です)