人の暮らしにおける「光の価値」とは?
撮影協力:東急ハンズ新宿店(外部サイトへ)

光にお金をかけるなんてムダ?

照明演出の話をしていていつも気になることは、「電気代がかさむのではないか・・・」という心配ではないでしょうか?

「いやいや、そもそも明るすぎる日本の家庭の照明こそが電気代が高いわけで、もう少し陰影のある光と暮らそうじゃありませんか!」というのが私の主張であるということは、みなさんにはおわかりいただけていることと思います。しかしそうはいっても、実際に照明を変えると電気代がいくらになるのかは、きちんと検証しておきたいところですよね。
そこで今回は、照明と電気代の関係について考えてみましょう。

電気料金の計算方法

電気代とは基本料金と電力量料金に分けられますが、使用電力に応じて金額が変わるのは電力量料金のほうです。
電力というのは、ある大きさの電気(W数)を要する照明器具や電気製品をどれだけ長くつけていたかによって決まる、従量制の料金です。そして、電力量料金は「W数/1000×点灯時間×単価」という式で計算されるのですが、単価は電力会社によってやや異なります。およそ20円くらいですね。
20円というのは1000Wの電球を1時間点灯させた値段に相当します。さぁ、ここで練習問題を解いてみましょう。
40Wの白熱灯を6時間点灯した場合、電力量料金はいくらになるでしょうか。

正解は 40W/1000×6時間×20円=4.8円となります。 4.8円ではなかなかピンとこないので、これを1か月点灯させたらどうなるのでしょうか? 4.8円×30日=144円となりますね。 白熱電球が私たちに与えてくれる「贅沢なひととき」は、144円の贅沢になるわけですね。街のコーヒーショップで飲むコーヒーが180円くらいなので、白熱電球の“贅沢”はコーヒー1杯の“贅沢”よりもさらにお手ごろなんですね。

光の値段はプライスレス

電気代が高いか安いかという論議はともかく、本音をいえば誰でも安いほうがいいに決まっているものです。
でも私たちがもっと知りたいのは、それは意味のある値段なのかどうか・・・ということではないでしょうか。144円は、いったい私たちの毎日にどのような効果をもたらしてくれるのでしょう?
たとえば、白熱電球が素晴らしいのは、容易に調光器で明るさを調整できることがあります。夜、眠りに入る前30分くらいは、徐々にほの暗い感じにしてみます。
そしてゆったりと音楽を聴いてみるのもいいでしょう。すると、次第に気持ちがリラックスしてきます。いつしか自然な眠りに入ることができるのです。
また、首振り形のスタンドなどを使って、光を壁に向けて間接照明を楽しんだり、お気に入りの置物にスポットライトをあてたり、お花を照らしたりという具合に楽しんでみるというのはどうでしょうか?

40Wの電球からプライスレスな喜びを味わうヒント
物憂い雨降りの日曜日を贅沢なひとときに

夜の時間ばかりではありません。 外が暗い雨降りの日曜日であっても、40Wの電球さえあれば心が癒されるというものです。
というのも、夜に見ていた照明器具の輝き方とは、違った風に見えるからです。
自分の部屋だって、何となく居心地のいいカフェみたいに感じられるハズですよ。

電球と楽しく付き合う毎日、これには電気代を越えた喜びがあるような気がしませんか?
あかりを楽しむ暮らしとは、「プライスレス」だと思うのです。
アーバンドック パークシティ豊洲(販売済)  リビングダイニング

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コメント
1. | 投稿者: はるか (2008年02月01日)

この写真かわいいですね。

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