暮らしに装いを エレガントマナー
マナーコーディネーター 住友淑恵
1977年生まれ港区在住。有限会社セレブスタイル(マナー教室)を設立。現在サロンでのレッスンや企業研修、講演、トークショー、TV雑誌メディアへの出演も多数。 ◆このブログでは、毎日をもっと豊かにするための、簡単で楽しいマナーのノウハウをご紹介します。
悲しみを分かち合う葬祭〜香典の約束事〜
2008年10月16日
お香をたむける気持ちを表す「香典」
みなさま、こんにちは。住友淑恵です。

通夜や葬儀などに「香典」を持っていくことは常識ですが、包む金額や表書きなどについて、悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。お葬式では、遺族の気持ちを思いやって、すべて“控えめ”を心がけるということをお話してきましたが、「香典」についても同じことがいえます。「香典」は、故人の冥福を祈ってたむけるもの。また、遺族の気持ちにも配慮して準備したいですね。
「香典」の文字から想像できるかもしれませんが、香典にはもともと「香を供える」という意味があります。「悲しみを分かち合う葬祭 〜通夜、葬儀・告別式での振る舞い〜」でも、お香は、仏教の中で大切なものとして扱われてきたことをお話しましたね。お香を焚くことで、亡くなった人が成仏できると考えられていたので、昔は、弔問に出向くときに、必ずお香を持参していました。それが時代の流れと共に、実物の代わりに、「香典」としてお金を包むようになっていったのです。

お香の代わりに渡すのですから、香典はとても大切なものです。私はいつも、亡くなった方との思い出を振り返りながら、気持ちを込めて準備することを心がけています。そこで今回は、「香典」の意味を踏まえながら、不祝儀袋の選び方や表書きの書き方などについてお話したいと思います。
マナー語録
香典は、故人へ贈る哀悼の心
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悲しみを分かち合う葬祭〜弔意を表す服装〜
2008年10月09日
哀悼を表すための装い
みなさま、こんにちは。住友淑恵です。

前回まで、お葬式での振る舞いや焼香についてお話してきましたが、参列するときには、服装にもマナーが必要ですね。通夜や告別式でどんな服装をしたらいいのか、バッグや靴は何を合わせたらいいのか、迷う方も多いのではないでしょうか。

お葬式の服装と言えば“喪服”ですね。喪服は文字通り「喪に服す」ときに着る服のことで、昔は身内だけのものでした。喪中の間は、神事や公の行事に参加できなかったので、喪服を着ることで、喪中の人とそうでない人を区別する必要があったのです。

今では遺族に限らず、参列者も喪服を着ることが一般的になりました。現在の喪服は、亡くなった方とご遺族に哀悼の気持ちを表すためのもの。ただ、どの場面でも喪服でいいということではありません。その場にふさわしい装いで参列することが大切です。そのポイントは、振る舞いのときと同じで、悲しみを表し、全て“控えめ”にすること。

では、実際にどんな装いがふさわしいのか、お葬式での基本の服装と、気をつけるポイントをお話しましょう。
マナー語録
喪服の黒は、悲しみを表す深い黒
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悲しみを分かち合う葬祭〜焼香のマナー〜
2008年10月06日
焼香のマナー
みなさま、こんにちは。住友淑恵です。

前回は、通夜、葬儀・告別式に参列するときの振る舞いについてお話をしました。その中でも「焼香」については、「回数がよくわからない」、「なんとなく前の人のまねをして済ませてしまった」という方も少なくないようです。「焼香」は、故人の冥福を祈る大事なもの。その意味も理解したうえで、参列をしていただきたいと思うのです。そこで、今回は振る舞いのマナーの中から「焼香」をピックアップしてご紹介しようと思います。

仏教ではお葬式のときだけでなく、様々な法要のときにも焼香が行われますが、これには、「仏様が住んでいる浄土の香りをこの世に移す」という意味があります。つまり、焼香は、浄土の香りで霊前を清め、故人の成仏を祈るという目的で行われているのですね。また、隅々にまで行き渡る芳香で、参列者全員の心身を清める、という意味もあります。そう考えると、焼香は、亡くなった方への"最後の贈り物"といえるかもしれません。みなさまも、参列するときにはこの話を思い出して、心を込めて焼香してくださいね。
マナー語録
焼香は、故人へ捧げる贈り物
では、実際にはどのように振る舞うのか、一般的な仏式の焼香と、神式、キリスト教式の焼香にあたる、「玉串奉奠」「献花」をご紹介しましょう。
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葬祭のマナー〜通夜、葬儀・告別式での振る舞い〜
2008年10月02日
旅立つ人を見送る際に
みなさま、こんにちは。住友淑恵です。

私は子どもができてから、以前にもまして、命のありがたさやつながりを強く感じるようになりました。生まれてくる命があれば、人生をまっとうする命もあります。大切な人が旅立つときには、それが家族でなくても、深い感謝の気持ちで見送りたいものですね。

お葬式に参列するとき、どう振る舞ったらよいか戸惑ってしまう、という方も少なくないようです。また、親しい人が亡くなったときは、なかなか冷静に対処できないものですよね。いざというときにあわてないためにも、通夜や告別式にふさわしい、服装や振る舞いについてのマナーを知っておくことは大切です。

葬祭のマナーは、「万事控えめ」が基本。ご遺族の気持ちに応えることが大切なので、こちらから積極的に働きかけることはしません。相手を思いやって行動するのはマナーの原点ですが、実は一番難しいことかもしれませんね。

今回は、ご遺族の悲しみに寄り添い、旅立つ人を見送る際に役立てていただきたい葬祭のマナーを、通夜や葬儀、告別式の流れに沿ってご紹介しようと思います。
マナー語録
葬祭では控えめに、慎み深く
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