暮らしに装いを エレガントマナー
マナーコーディネーター 住友淑恵
1977年生まれ港区在住。有限会社セレブスタイル(マナー教室)を設立。現在サロンでのレッスンや企業研修、講演、トークショー、TV雑誌メディアへの出演も多数。 ◆このブログでは、毎日をもっと豊かにするための、簡単で楽しいマナーのノウハウをご紹介します。
初対面の方へのマナー〜自己紹介にひと工夫を〜
2008年05月12日
自己紹介から始まる、新しい関係
みなさま、こんにちは。住友淑恵です。

前回は、初対面の方に与える第一印象のための「自分磨き」についてのお話をしました。コツコツと積み重ねてきたことが自信につながれば、初対面の方ともスムーズにコミュニケーションがとれるようになるはず。
しかし、“シャイ”と言われる国民性もあってか、多くの方がはじめて会う相手に対して緊張し、接し方に戸惑うようです。

そこで今回は、緊張の壁を取り払い、相手にも気分よく過ごしてもらえ、さらに自分の印象も残してもらえる、そんな自己紹介について、これからの時期に増えそうな友人宅でのホームパーティーを想定した内容でご紹介したいと思います。

新しく始まる関係のきっかけにもなる自己紹介をひと工夫して、出会いの時間をより楽しいものにしてください。
マナー語録
“さりげないアピール”は、自己紹介のスパイス
相手の印象に残るのは“さりげないアピール”
印象に残る自己紹介は、“さりげないアピール”がポイント。
ほんの少し、自分のことを知ってもらえる要素を盛り込むことが肝心です。

そのひとつとして、自分に“キャッチフレーズ”をつけて自己紹介をするという方法があります。
例えば、「いつも元気な○○です」とか、「釣り好きな○○です」など、自分のキャラクターや自分の得意なこと、興味のあることなどをキャッチフレーズにして、自己紹介しましょう。そうすることで、場が和み、相手の緊張感も一気に解けてゆきます。また、その後にキャッチフレーズにまつわるエピソードなども付け加えれば、そこからスムーズに会話が始まり、相手との距離をグッと縮めることができます。もし、相手が同じ趣味の持ち主だったら「海釣り派ですか?川釣り派ですか?」なんて話も弾んで、お互い楽しい時間を過ごすことができますよ。

ホームパーティーの場合、招かれている人は主催者の友人であることが多いですから、主催者から初対面の方に、「私の友人の○○さんです」と紹介されることも少なくありません。そんなときは、ただ「はじめまして、○○です」と名乗ったりせず、「はじめまして、○○です。△△(主催者)さんとは、趣味のサークルで知り合ったんですよ」など、主催者との関係を付け加えると、ただ名乗るよりも相手の印象に残りやすくなります。また、さりげなく “素性”が伝わるので、相手にも安心感を与えることができ、初対面の方との間にある“緊張の壁”も取り払いやすくなりますね。

ここで気をつけたいのは、いわゆる、“相手が引いてしまう”ような、過度なアピールはNGだということです。アピールとは、「自分を誇張する」ことや「でしゃばる」こと、「注目を集める」ことではありません。そうしたことは、相手に不快感を与えることが多く、相手に悪い印象を残すことがありますので注意してくださいね。

“思い出してもらえる”アピール法
相手に、その場を楽しく過ごしてもらうのもうれしいことですが、後で「あの時は楽しかったなぁ」と思ってもらえたら素敵ですね。自分もうれしいし、相手にも過ごした時間をもう一度思い出して、楽しい気持ちになってもらえる、そんなおすすめのアピール法をご紹介します。

それは、“ネームカード”を作り、自己紹介のときに相手に渡すという方法です。ここでいう“ネームカード”とは、仕事で使うような“名刺”ではありません。自分のアピールポイントをカードというカタチで持って帰っていただくためのものなので、名前のほか、キャッチコピーや趣味などについて書きましょう。また、紙の素材やデザインに凝ったりしても、自分らしさを伝えられそうですね。これは、「もっと個性を伝えたい」という方や「なかなか言葉で自己紹介できそうにない」という方にもおすすめです。

ここで、トラブルを避けるためにちょっと注意してほしいことは、自分の連絡先などについてです。これについては自己責任として、どこまで入れるかを判断してくださいね。


一期一会、ひとつひとつのご縁を大切にし、またその出会いが素敵な時間となるように、是非、自己紹介にひと工夫をしてみてくださいね。 次回は、初対面の方との会話についてお話をしたいと思います。お楽しみに!

みんすまスタッフが聞く!こんな時のマナーって?
Q:
初対面の方へ最初に声をかけるのは、やはり緊張します。さりげなく話しかけられる、“はじめの一言”を教えてください。
A:
さりげなく話しかけられる“はじめの一言”は、相手の身につけているものについての質問やコメントです。 「その素敵なブラウス、どこのお店で買われたんですか?」とか、「その腕時計のデザイン、カッコいいですね」と話しかければ、相手はまず“自分の好みや趣味を理解してくれそうな人”として認識してくれますので、“緊張の壁”を取り払いやすくなりますよ。
Comment
1. | 投稿者: ひろ08
2008年05月13日

初対面の他人と話すのがとても苦手なので、勉強になりました。
自分らしい“さりげないアピール”を心がけていきたいと思います。

2. | 投稿者: アイビー
2008年05月29日

住友先生こんにちは。
前回は、お返事ありがとうございました。

主催者との関係付けをお話するの、とてもいいですね!
初対面の方との最初の挨拶は、名前だけで済ませてしまう事が
ほとんどでした。

今度機会があったら、実践してみます!

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