披露宴は華やかなお披露目の場。そして、列席者の役目は、常に笑顔で場を盛り上げることです。盛り上げるといっても、騒ぎたてるということではありませんよ。例えば、スピーチの間は食事をする手を止めて静聴し、終わったら心を込めて拍手をするとか、席で一緒になった人が初対面でも、進んで話しかけて和やかに歓談するなど。
これは、マナーとしても当たり前のことですが、自分自身もその式を楽しみ、また、そこにいる全員で幸せを分かち合うような気持ちで参加することが、“動”の場の振る舞いとなります。
招待される側が、そうした役目をもって式に列席するのだと考えれば、飲みすぎて騒いだり、場の雰囲気を壊すような話題を持ち出したりすることが、マナー違反であるということがわかりますね。
新郎新婦も、出席してくれる人たちのために、いろいろとプランを立てて当日に臨んでいます。その気持ちを汲む意味でも、式での自分の役目を意識して列席していただきたいですね。
最後にひとつ、忘れないでいただきたいことがあります。それは、新郎新婦へお礼状を出すこと。素敵な結婚式へ招待していただいたことへの、感謝の気持ちを伝えましょう。
以前の記事でご紹介しました、「
お礼状のマナー」でもお話しましたが、できれば、事前にあて先などを書いたハガキを持っていき、式の帰りに投函できればベストです。「ありがとう」の気持ちは、すぐに伝える。それも大切なマナーのひとつです。
今月はジューン・ブライドにちなんで、結婚式のマナーについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。人の幸せが自分の幸せになる、そんな喜びを結婚式へ出るたび感じます。幸せは、こうして分かち合っていくものなのでしょうね。
さて次回からは、お中元のマナーについてご紹介しようと思います。どうぞお楽しみに!