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2005年08月30日  お蔵改造ものがたり
新しい蔵の日々
射し込む光が美しい2階の座敷
お蔵というのは、本来外部からの侵入を防ぐ「守り」の造りですから、窓も極端に少ないものです。この座敷蔵には、1階に1カ所、2階に2カ所の小さな窓があるだけですが、その小さな開口部から入る光が室内に独特の美しさをもたらしているのをご覧いただきましょう。ここはお蔵の2階の奧の間。2連の床の間のついた座敷の造りです。ここには座卓と座布団を置いて和風のインテリアにしましたが、金魚鉢などを置いて光をガラスと水で受けとめると、大変涼やかです。


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2005年08月22日  お蔵改造ものがたり
200年前と現代の職人さんの技
今回は皆さまをお蔵の中にご案内しましょう。お蔵の中は2層(2階)に分かれていて、上下階とも畳を敷き詰めてあります。入り口を入って正面に据えてあるのが、ご覧いただいている「置き床」で、作り付け戸棚と同じくケヤキ材で、がっしりとした造りです。この置き床の扉には、ちょっとなまめかしい女人を描きました。重厚な大扉がもたらす緊張感をときほぐし、軽快な空気感をかもし出す女性像です。
ケヤキ材の作り付け収納と芭蕉布のふすま
入り口の正面で客人を迎える「置き床」
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2005年08月10日  お蔵改造ものがたり
お蔵と主屋を廊下でつないで
堂々たる蔵の大扉。
美しい日本のデザインです。
皆さまはお蔵に入ったことがおありでしょうか。厚い土壁でできた土蔵は、夏はひんやりと涼しく、冬はほっこりと暖かく、なかなか快適です。私の家にはたくさんのお蔵がありますが、そのお蔵を改造して居住空間にしたいというのは、私の長年の夢でした。このたびその夢をかなえることができたので、いち早くご覧いただきながら、お蔵改造のお話をいたしましょう。

お蔵というと、「貴重品の物置」というイメージかもしれませんが、今回改造したお蔵は、畳が敷いてある「座敷蔵」でした。座敷蔵は人が暮らせるように作られているので、とりわけ造りが立派です。この蔵は内部が総ケヤキ造りで、材も厚く、とてもがっしりと造られています。私の祖母は、夏になるとこの蔵に寝起きしておりました。どんなに暑い日でも蔵の中は24、5度ぐらいで、屋敷の中の「避暑地」といったおもむきでした。
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