カレンダー

2005年08月30日  お蔵改造ものがたり
新しい蔵の日々
射し込む光が美しい2階の座敷
お蔵というのは、本来外部からの侵入を防ぐ「守り」の造りですから、窓も極端に少ないものです。この座敷蔵には、1階に1カ所、2階に2カ所の小さな窓があるだけですが、その小さな開口部から入る光が室内に独特の美しさをもたらしているのをご覧いただきましょう。ここはお蔵の2階の奧の間。2連の床の間のついた座敷の造りです。ここには座卓と座布団を置いて和風のインテリアにしましたが、金魚鉢などを置いて光をガラスと水で受けとめると、大変涼やかです。


記事への感想やご意見などコメントをご投稿ください。抽選で住まいのグッズをプレゼント。
2005年08月29日  コメントへのお返事
「お蔵と主屋を廊下でつないで」へのお返事
※この記事は、「お蔵と主屋を廊下でつないで」へのコメントに対するお返事です。

こんにちは、ツァイ・ヨシコです。
みなさまは、簗(やな)という言葉をご存知ですか。川の流れの一部に木を打ち並べて水を堰(せ)き止め、そこに流れ込んでくる魚を「簗す」におちいらせて取るものです。
私の群馬の家の近くには、いくつもの簗があります。川のせせらぎの音を聞きながら、簡単な小屋のような家で鮎料理をいただくのは、夏の風物詩の一つです。川風にふかれながら、うちわを使い、鮎の塩焼などで冷たい日本酒をいただくとき、♪♪僕は幸せだなぁ♪♪の加山雄三さんの心境です。
キャシーさま
私は夫が建築を専門に学んでいたことなんて、ずっと長い間知らなかったのです。物理学者とばかり思い込んでいたものですから。そしたら子供の頃の第一志望は、建築家になることだったのですって。これまたびっくりしたのです。
何かをデザインするときも、彼の思考は私にとり大変強力な支えとなっています。
マツさま
フェイクフラワーのまねっこさんで、室内をお上手にコーディネートなさっているご様子、よかったです。
ところでマツさんは、もしかしたら中国語がご堪能なのではありませんか。それでは、これからも時々サイトをごらんになってくださいね。
再見 ヨシコ太太
記事への感想やご意見などコメントをご投稿ください。抽選で住まいのグッズをプレゼント。
2005年08月22日  お蔵改造ものがたり
200年前と現代の職人さんの技
今回は皆さまをお蔵の中にご案内しましょう。お蔵の中は2層(2階)に分かれていて、上下階とも畳を敷き詰めてあります。入り口を入って正面に据えてあるのが、ご覧いただいている「置き床」で、作り付け戸棚と同じくケヤキ材で、がっしりとした造りです。この置き床の扉には、ちょっとなまめかしい女人を描きました。重厚な大扉がもたらす緊張感をときほぐし、軽快な空気感をかもし出す女性像です。
ケヤキ材の作り付け収納と芭蕉布のふすま
入り口の正面で客人を迎える「置き床」
記事への感想やご意見などコメントをご投稿ください。抽選で住まいのグッズをプレゼント。
2005年08月22日  コメントへのお返事
コメントへのお返事

こんにちは、ツァイ・ヨシコです。
庭にさるすべりの老樹があります。8月になると紅桃色のきれいな花が次々と開花します。花命が長いことから百日紅ともよばれていますね。
「終戦の日庭でこのさるすべりの花がまるで燃えているように紅く咲いていたのを昨日のことのように想い出すなあ」と父はこの季節になるときまって同じことを言いました。私もまた父のこの言葉を毎夏想い出して花を見ています。残暑きびしい毎日ですがどうか一層御自愛ください。
陸奥B子さま
8月はじめからしばらく日本を留守にしていました。久しぶりにサイトをのぞきましたらB子さんからたくさんのコメントが入っており恐縮していささかちぢこまっています。がとてもうれしかったです。ありがとうございました。
私は小さい頃より室内の家具や調度品にとても興味がありましたしカーテン・ジュータンなどの色柄にもなかなかうるさい子どもだったそうです。
長じて現在は自分にとっての快適な居住空間作りをしていますがこれらのことが皆さま方への暮らしのヒントにつながっていけたら大変幸せなことと思っています。
しーずーの桃ちゃんさま
このお暑さに桃ちゃんはいかがおすごしですか。
我が家のチビはいささか元気をなくしています。
ドアのだまし絵お気に入ってくださったようでうれしいです。あのドアの前に行くと、本当にチビが出迎えてくれるようで騙し絵を描いた私自身が毎回ちょっと騙されているんです。
記事への感想やご意見などコメントをご投稿ください。抽選で住まいのグッズをプレゼント。
2005年08月10日  お蔵改造ものがたり
お蔵と主屋を廊下でつないで
堂々たる蔵の大扉。
美しい日本のデザインです。
皆さまはお蔵に入ったことがおありでしょうか。厚い土壁でできた土蔵は、夏はひんやりと涼しく、冬はほっこりと暖かく、なかなか快適です。私の家にはたくさんのお蔵がありますが、そのお蔵を改造して居住空間にしたいというのは、私の長年の夢でした。このたびその夢をかなえることができたので、いち早くご覧いただきながら、お蔵改造のお話をいたしましょう。

お蔵というと、「貴重品の物置」というイメージかもしれませんが、今回改造したお蔵は、畳が敷いてある「座敷蔵」でした。座敷蔵は人が暮らせるように作られているので、とりわけ造りが立派です。この蔵は内部が総ケヤキ造りで、材も厚く、とてもがっしりと造られています。私の祖母は、夏になるとこの蔵に寝起きしておりました。どんなに暑い日でも蔵の中は24、5度ぐらいで、屋敷の中の「避暑地」といったおもむきでした。
記事への感想やご意見などコメントをご投稿ください。抽選で住まいのグッズをプレゼント。
2005年08月05日  コメントへのお返事
「だまし絵の楽しさ」へのお返事
※この記事は、「だまし絵の楽しさ」へのコメントに対するお返事です。

こんにちは、ツァイ・ヨシコです。
暑中見舞のおはがきが、日々届いています。それを目にすると本当にうれしいですし、「ああ、お変わりないのね」とほっと安心いたします。
銀座の文具店内で、たくさんの暑中はがきが目にとまりました。図版も、朝顔・金魚・海辺の貝殻・スイカ・蚊取り線香…いかにも涼やかです。私も日ごろ心に想っている大切な方々に、これからおはがきをお出しいたしましょう。
キャシーさま
まず描こうと思う本物の「ドア」を少し開けて、それを写真にとります。できた写真を見ながら、本物のドアに直接エンピツなどで、うそのドアを描き入れます。私の場合は、それが緑色のドアです。その他の部分は部屋の内部となり、私の場合、うす茶の部分です。内部が明るければもっと明るい色にしてもよいわけです。
そして注目していただきたいのは、うす茶に塗るとき、本物のドアの「ドアノブ」も全部同色で塗りつぶすこと、そして新しく描いたドア(緑)に新たに「ドアノブ」を描き加えることです。いままでのドアノブを参考にしながら描きます。新しいドアの色は、まわりの壁や床の色などを考慮に入れて決めてください。
こんな風にだまし絵でドアを描くだけでも、ずいぶんあたりの雰囲気が変わります。またチビの代わりにドアのうしろから誰かさんがちらりと顔半分出しているのもおもしろそうです。どうぞ傑作をおつくりくださいね。お元気で。
記事への感想やご意見などコメントをご投稿ください。抽選で住まいのグッズをプレゼント。
2005年08月02日  コメントへのお返事
「古くなった家具に命を与える」へのお返事
※この記事は、「古くなった家具に命を与える」へのコメントに対するお返事です。

こんにちは、ツァイ・ヨシコです。
青い空に白い大きな入道雲が、まさに夏本番です。この季節は近隣の町や村から夏祭りのお囃子の音が小さな風に乗って運ばれてきたり、遠くで花火が上がっていたり、なんだか気持ちが弾んできます。
我が家は空調設備が一つもありませんので、扇風機、うちわに加え、風鈴、すだれ、打ち水、蚊取線香を総動員して、一昔前の日本の夏の生活スタイルそのままで暮らしていますが、気楽でいい気持ちです。
蝉しぐれも一段と力強くなりました。これからしばらくは暑さも続くことでしょう。
みなさま、くれぐれもご自愛ください。
暑中お見舞い申しあげます。
しーずーの桃ちゃんさま
「眼福」などというすてきなことばを頂いて、私もこれから折をみて使わせていただこうと思いました。目線より低い位置にあるキャビネットや箪笥の上の置物は、かなり目立ちますから、意識して品選びや置く位置に心配りしたいです。
はなひめさま
桐箪笥などは大体2つか3つに分けて造られています。私も現在寝室のベッド・サイド・テーブル代わりに2つに分けた桐箪笥を彩色して使っていますが、テーブルランプがあり、他に本や飲み物を置くスペースも充分とれ、便利しています。(『「寝室までご覧ください」という心意気』参照)
広い室内ですとベッドの両サイドに1つずつ置けますが、小さいスペースの場合はど ちらか一方に1つ置くだけでも用途は充分です。
グーのかよちゃんさま
ヒョウ柄のトランクケースを私の大好きなコネリー氏と結びつけてくださるなんて、もう最高です。そして、そう言われてみれば、彼がそばに立っていたら画面がぐっと引き締まりそうですね。
家具などにペンキを塗るときはゆっくり焦らずに、塗りむら、塗り残しに気を配りながら丁寧に仕上げてあげると、家具も一段と得意顔をしてくれますよ。
記事への感想やご意見などコメントをご投稿ください。抽選で住まいのグッズをプレゼント。
2005年08月01日  描き出すインテリア
だまし絵の楽しさ
リビングの再生籐椅子
今回はツァイ・ヨシコならではのだまし絵の世界です。私はだまし絵が大好きで、思えば最初に描いた壁画も、棚のない壁に棚があるように見せるだまし絵でした。見た方がびっくりしたり笑い出したり、そんないたずらっ気が楽しいのです。
記事への感想やご意見などコメントをご投稿ください。抽選で住まいのグッズをプレゼント。