
ハズレッツ・ホテルの私たちの泊まった客室。
ここは1階で、窓の外は意外にもソーホー雑踏。

ハズレッツ・ホテルの浴室。ここまで油絵で飾られていて大変びっくりしました。
かつての日の沈まぬ帝国の帝都、「倫敦」を久しぶりに数日間訪問しました。日本から到着した日に泊ったのは
ハズレッツ・ホテル(外部サイトへ)(Hazlitt's Hotel)。ここは無数の劇場とレストランで名高いソーホー地区に位置するこじんまりしたホテルです。1700年代に建てられたこのホテルは、照明こそロウソクから電気に変えられ水道設備も付け加えられましたが、その他はほぼ原型を保っています。当時は高級ホテルであった名残に、バスルームを含めすべての部屋に暖炉がついています。またオリジナルな油彩画がふんだんに飾られていて、私たちのスイートにも、湯船の上も含め11幅も掛けられていました。
こんにちは、ツァイ・ヨシコです。
先日の中秋の日は群馬県にいましたが、よく晴れ渡った夜空に恵まれ、すばらしいお月見をいたしました。
小さな蝋燭とウィスキーをテラスに持っていくと、夫が大型の望遠鏡とすすきの大きな束を抱えて現れました。
その晩は遅くまで月光に浸り、夜光杯と化したグラスを交わし、美しい夜が進んでいきます。満月は音を奏でます。冬の月は「キーン」という感じですが、中秋の月は「ポロロ〜ン」と大きな音色をあたりに放っている感じがします。鈴虫やコオロギなどとともに、リューリューリューと大きく響くマツムシの鳴き声に深まり行く秋を身近に感じ、きれいな夜が更けていきました。
>しーずーの桃ちゃんさま
確かに日本にいると、ケンブリッジもオクスフォードも同じようなものですね。私たちから見れば2つとも同じようなすてきな雰囲気を持っている中世の大学町です。
>陸奥さま
あの彫像は3次元のものですが、とても平たい2.5次元的な陶器です。作者はJude Jeysというイギリスの女流陶器作家で、最近はこのような平たい作品が多いそうです。このすてきなふくよかな女性像には、「武器よさらば」(Farewell to Arms)というとても文学的な名前がついているのですよ。
>よまたけさま
イギリスは独特のパブ文化を育んできました。名前の由来から地域住民が寄り合う公民館的機能も有しているようです。パブの外は花があふれんばかりのハンギングバスケットなどで飾り付けられ、パブ同士の美観競争が花盛りで、大変きれいです。ロンドンの繁華街では、パブの外は毎晩黒山の人だかり(もちろん中もいっぱい)でした。皆がビールを片手に談笑している光景は日本ではあまり見られないもので、私にはとても新鮮に映りました。
>陸奥B子さま
壁画をお気に召してくださったご様子、うれしいです。ご質問のホテル・レストランの件ですが、残念ながらやっていません。個人住宅ではいくつかいたしました。B子さんのお家も煉瓦敷きのテラスや小さなお池もあったご様子からきっとステキなのでしょう。家でも樹木でも花々も、日々の少々のお手入れや気配りは生活している以上不可欠のことみたいで、少し手を抜くととたんに不満顔をしてきます。全てのページにお目を通してくださいましたね。ご熱心にコメントまでお寄せくださり心からお礼申し上げます。ありがとうございました。
>りんでんば〜むさま
代筆までしていただいてコメントをお送りいただいたこと、とてもうれしかったです。私の暮らしの一端から何かをお感じになり、時には気分が転換され、また生活することへの小さなヒントにつながっていけば、こんなうれしいことはありません。なんだかいつもぼんやり世間から浮遊して生きているような私にとり、皆様からのお言葉はエンジェルのお声に聞こえています。ありがとうございます。

イースト・アングリアの典型的な田園風景。
なだらかな起伏が特徴的。

刈り取られた麦藁の束はここの夏の風物詩。
夫の学会の折に、週末車を借りてケンブリッジ近郊を旅しました。ここは
イースト・アングリア(外部サイトへ)と呼ばれる地域で、風光明媚なことで有名なところ、中世には毛織物のおかげで英国一裕福な地方でした。この田園地方のドライブはとても快適。道は細いけど交通量も少なく、よく整備された公園を運転しているようです。しかしナビゲートする私は、慣れないロータリー式交差点に少々てこずりました。私たちが旅をした頃はちょうど麦の刈り入れが済んだ頃で、黄色いゆるやかな丘陵と白い夏雲の美しさがとても印象的でした。
こんにちは、ツァイ・ヨシコです。
こんにちは、ツァイ・ヨシコです。肌にふれる風も、朝夕ずいぶん涼しくなりましたね。季節の変わり目、どうぞ皆様お気をつけてお過ごしください。
昨夜友人と久しぶりにお食事をした後、別れ際に「特別のものではありませんが…」と、お羊羹をいただきました。私はお羊羹には深い想いがあります。祖母は田舎暮らしのこととて、来客用に常に上等の羊羹と玉露を常備していました。「お羊羹は日持ちも良く、何よりお茶に合いますからね」と。三つ子の魂百までも、ではありませんが、気がつくと私もいつもお羊羹と玉露は手元に。今回、また改めて思い返し、一人でクスリと笑ってしまいました。
>はなひめさま
はなひめさんとはこの半年間、たくさんのコメントのやり取りをいたしましたね。おかげさまでこのブログづくりの楽しさを一段と強く感じています。本当にありがとうございます。
>しーずーの桃ちゃんさま
黒鳥をこんなに間近に見たのは初めてでした。とってもエレガントな姿、形です。「不思議の国アリス」をイギリスから連想されるとのこと、私も同じです。ちなみにルイス・キャロル先生は数学者でオックスフォード大学だそうです。
>いるかさま
カム川のパンティングは学生さんも漕いでくれますね。たっぷりとした大樹の緑陰と各カレッジの建物が作り出す光景は、まるで絵画の世界ですね。古い伝統や建築物を大切にしていて、とても羨ましく感じました。
>フルスルチアミンさま
ケンブリッジ編をお気に召してくださったようで、私もほっといたしました。次回は少し足をのばして田園地帯にドライブに出かけましたので、お楽しみにしていてくださいませ。

トリニテイホールの私の宿舎の窓からの眺め。14世紀から増築は一切されていない古い庭と建物群が見渡せます。
このたび、夫の学会のお供で英国にしばらく滞在しました。この旅のレポートを3回に分けてご紹介します。第1回目はケンブリッジ編です。ケンブリッジはロンドンから電車で西北に1時間足らずの距離に位置する、イギリスが誇る世界最古級の大学を有する町です。
ケンブリッジ大学(外部サイトへ)は13世紀初めごろその原型が整えられた由緒ある大学で、カム川(Cum)に沿って点在する31のカレッジにより構成されます。カレッジとは、英国独特の寝食を共にする教育制度「学寮」のことで、学生のいない夏休みは、宿泊することができます。私たちが泊まったのは、夫の会議の行われた
トリニティーホール(外部サイトへ)というカレッジで、ケンブリッジのなかでも3番目に古いカレッジです。
こんにちは、ツァイ・ヨシコです。
朝目覚めて、大した理由もないのになんだか気分が落ち込んでいたり、何もする気がない日があります。そんなとき私は音楽を聴きます。「朝のモーツァルト」というアルバムがあります。モーツァルトと共に安らぎの1日を、さわやかな空気を胸いっぱいに吸い込んで、さあ、今日もスタート…
と書かれたアルバムです。「フルートとハープのための協奏曲」から始まるのですが、聴いているうちにいつの間にか気持ちが明るくなっています。
「夜のモーツァルト」もあり、音楽は私にとり、催眠術師のような存在です。
>はなひめさま
土蔵もこうして復元修復されてみれば、これまでの大変さも忘れてしまいます。蔵の階段をトントンと上っていくと、お座敷に祖母や母などがにぎやかに談笑している姿がふと浮かんでくるときがあります。そんな思いから、床の間の小さな花入れには、必ず一輪、お庭から季節のものを切り取って飾っています。
>陸奥B子さま
B子さんの発想が硬いわけではありませんよ。今回のお蔵は作られた当時からすべて畳敷きだったので畳を敷いたのです。また私はとても畳の感触が好きで、洋間であっても縁なしの畳を使いたいと思っています。ただ畳の欠点は、他の素材と比べる寿命が短いですから、それが厄介ですけれど。またB子さんからのお花のコメントですが、お花をどのような形で扱うかは、それこそ10人10色、100人100様でいいわけですから、ご自分のお好きなようにあれこれ楽しみつつ「B子スタイル」をお作りください。
こんにちは、ツァイ・ヨシコです。
夏の暑さやざわめきも、そろそろ過ぎ去る頃が近づいているようです。皆さま、ご機嫌いかがお過ごしですか。
今夏、私はずっと以前から持っていたワンピースをまた着始めました。ノースリーブ、丸首の大変シンプルなスタイルで、色は黒とグレイの2着あります。
でも着てみるとあまりにシンプルすぎるので、手持ちの数少ないネックレスの中からグレイには赤い珊瑚玉のものを、黒いワンピースには緑色の石のものをつけてみました。普段はほとんど装飾品のたぐいは身につけないのですが、無地のワンピースや古いお洋服を再度活用するときなど、イヤリング、ブローチ、ネックレスなどを上手に取り入れるととっても効果的なことが実感できました。
>しーずーの桃ちゃんさま
我が家のチビちゃんが桃ちゃんと会えたら、きっと太い尻尾をぐるぐる廻して大喜びすることでしょう。桃ちゃんの写真を撮って、それを実物大に拡大コピーして切り抜いて壁やドアに貼っておいても楽しいですよ。
>しーずーの桃ちゃんさま
私はあまり取り澄ましたインテリアは好みではありません。ちょっとユーモラスなものや、お茶目のものが生活を明るく、愉快にしてくれますから。
「鳥籠」は大好きですが、お澄まししてそれだけが置いてあっても、なんだかおもしろくありません。だから籠をちょっと抜け出してお外でひと休み…なんて可愛いですもの。
>陸奥B子さま
「造花みたいにきれいだわ」と言われキョトンとなさったB子さんの複雑な心境、よくわかります。
本当に近年の造花の品質の向上は目覚ましく、二重生活で
いつもどちらかが留守になる我が家の生活スタイルでは、フェイクフラワーやフェイクプラントは私の大いなる協力者(?)です。
私は本物とフェイクを半々に使っていますので、来訪者の方々はいつも疑心暗鬼で「これ本物?」「これは?」などと、とっても疑わしそうです。エヘへ。