「あの頃」をリレー掲載ってことで、最近めったに使うことがなく老朽化した脳をフル回転させて思い出してみたよ「あの頃」ってもんを…。
あの頃、あの頃ねぇ…。
あ、あの頃か!!
小さい頃のあたくしは、人形が大好きでオトンやおじぃちゃんをオモチャ売り場に連れていっては「これ欲しい。あれ欲しい」とおねだりしてリカちゃん人形やバービー人形をたくさん買ってもらっていました。
小学3〜4年くらいまで、毎日ご飯食べるとき、お風呂入るとき、寝るとき、でかけるとき。常にあたくしの隣には数人の人形がいました。
小学校低学年の時、
オトンが仕事で海外出張に行くことに…。
「お土産は何がいい?」と聞かれ迷わず
「お人形」と答えたあたくし。
バービーちゃんは外国人だから本場には金髪で青い目や、赤毛で茶色い目をしたかわいい人形ちゃん達がたくさんいるに違いないと心躍らせオトンの帰りを待っていました。

インディアンちゃん
一週間後に戻ってきたオトンにお土産を貰うと、
そこには想像していた人形とははるかに違った
肌の色黒は黒く、髪は真っ黒な三つ編みをしてるリアルフェイスなインディアン人形がいたのでした。
寝かせると目を閉じ、起きると目が開くのを見て
「うわーん!怖いよぉ〜」
と泣いたあたくし。(なんてウブなんでしょう)
その当時「あなたの知らない世界」という番組が夏休みになると放送されていて、その番組内で「髪が伸びるお菊人形」というのを見て、きっとこの子も夜中寝ている間、目を開かせるに違いないと思いました。
せっかく買ってきてもらったその子を迷惑やら、大嫌いだの、罵りあたくしの大事な人形達の仲間入りを断固拒否していたらオカンがリビングの本棚の上段に飾っていました。
それから数年してオトンがカナダに出張することに…。
もう人形はイラナイ!って言い
「雪が降る寒い場所=白くま」
というイメージがあったので、白くまのヌイグルミをお願いしました。

エスキモーちゃん
オトンが帰ってきて、「はぃ!おみやげ」と言った袋の中には、白クマのヌイグルミとなんだか見覚えのあるあの顔が…。
そう、エスキモーの服を着たあの子が袋の中で寝ているじゃありませんか!
もう怖くはないけど、やっぱり貰っても喜びはなく、そのエスキモーちゃんを渋々NEWフェイスとして受け入れインディアンちゃんの隣に飾っておきました。
小学高学年になると人形で遊ぶよりも「ドロケイ」やら神社の裏に「基地作り」をしたりするアウトドアな遊びが好きになり、可愛がっていたリカちゃん人形達は押入れの中から出すこともなくなり、気がついたら近所の幼い子供たちに貰われていってしまいました。
あれから20年以上たった今、
あれだけ毛嫌いしていたインディアンちゃんとエスキモーちゃんは今日もうちの子であり続けてるのでした。

大人になってから集めたブライス