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2007年5月23日
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家族と一緒に過ごした“あの頃”
年を重ねるごとに、家族との思い出はだんだん遠い記憶になっていきます。
今回は、家族と過ごした“あの頃“を、ちょっぴり振り返ってみました。

■おばあちゃんと「しもやけ」
もう20年以上も前のこと。(年がばれちゃいますね・・・)
真冬の小学校は暖房もなく、とても寒くて、私の手足は凍りつくように冷え切っていました。足はしもやけで赤く膨れていて、冷え切った足が暖まってくると、居ても立っても居られないほど痒くなる。
授業が終わり、家に帰り着くとすぐにランドセルを放り出し、「かゆい、かゆい、かゆーい」と掻きながら、いつも泣いていました。
そんな私をいつもやさしく出迎えてくれたのが、おばあちゃん。
おばあちゃんは、「こっちへおいで」と、お風呂場の方へ私をつれていき、2つの洗面器を用意。1つには冷たい水、もう1つは熱いお湯を張り、交互に足をつけてくれるのです。
暖かくなったり、冷たくなったりする、私の足。昔からの知恵とおばあちゃんの愛情で、痒みもすーっとひいてくるのでした。

■お父さんと「ホットドッグ」
父はまさに団塊の世代。私が小さな頃は仕事ばかりで、ほとんど家で姿を見ることはありませんでした。
そんな父との思い出は、ホットドッグ。
会社を早退してきたのか、夕方に突然父は家に帰ってきて、私と姉を車に乗せ、川へ遊びに連れて行ってくれました。
くねくねした山道をのぼっていくと、ところどころにホットドッグ屋さんがありました。「おいしそうだなぁ」と見ていると、父は車をとめ、姉と私にホットドッグとコーラを買ってくれました。
母だったら、「夕飯前だから我慢しなさい」といわれる時間。そのホットドッグとコーラはなんだかとても贅沢で、母には内緒のちょっぴりドキドキした父との思い出となるのでした。

■母との「皆勤賞」
母は仕事と家事を両立させている、パワフルな女性。
昔からグズだった私は、高校生になっても寝坊ばかりで、いつも電車に乗り遅れていました。そんな私を母は「会社までの道のりだから」と車に乗せ、校門まで送ってくれるのです。(なんとも過保護)
「社長出勤ね。しっかりしなさいよ」と怒りながらも、私が遅刻しないように助けてくれた母親。おかげさまで皆勤賞をもらったのでした。これは母の皆勤賞かしら?

こんな家族に見守られて過ごした、あの頃。
家族と離れ東京で生活していると、ちょっぴり寂しくなるときもあります。
でも、寂しく感じるのは、こんな家族の愛情がしっかりと注がれていた証拠なのだと、“あの頃”を振り返ってしみじみと感じます。
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