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2007年10月 1日
staff blog.
守・破・離について。
こんにちはまーきゅりーです。

最近のマイブーム、守、破、離(しゅ、は、り)について。日本の伝統芸能における成長プロセスの概念です。「守(しゅ)」は体で勘所を体得するということ。「枠」にはめこんで、「基本動作」をひたすら繰り返し、体が反応するまで鍛えるということ。ここで重要なのは、はめこむ「枠」=「アタリマエレベル」を決めるということ。ここが実は肝なんですね。次のステップは「破」。「破(は)」は、体が覚えたことを、ノウハウ化して「伝える」ということ。「教える」といってもいいかもしれません。実はここが結構難しい。教えることで、自分の「足りなかったところ」が見えてきた経験ありませんか?「伝える」プロセスは自分の「成長」プロセスのセカンドステージ。そして最後に「離(り)」。ようやく、従来のやり方から離れ、新たな領域に幅を広げていいよ、というレベルです。

例えば、「ご飯をいただくときには「いただきます」と言う。」この「アタリマエレベル」は親が決める「枠」ですよね。この「枠」の中で、「いただきますと言う」という「守」を体得している子供と、その「守」がなかった子供。これが、「作法」レベルでの「守」の違いとして現れる。

さらに、なぜ「いただきます」と言うか?という意味が伝わっている子供と意味がわからない子供。これが、親の「破(は)」の違い。親が、「守」から「破」に至っていないと、子供は、「そういうもんだから・・・・」となってしまう。人間は食物連鎖の中から外れていて、他の生き物の命を意図的に頂戴しないと生きていけない存在であり、だから、動物さん・植物さん、あなたの全てをいただきます。頂戴します。という感謝を念じているわけです。それが「破」として子供に伝わるかどうか。

「離」は、そこを押さえていれば、あとは「食」を楽しむ世界に入っていいよ、ということです。この「守」と「破」をすっ飛ばして、「離」っぽく振舞う大人が、実は最も格好悪い。というかきっと、見透かされるんでしょうね。

自戒の意味を込めて、最近は「しゅはり、しゅはり・・・」と意識することを、「守」にしておる次第です。
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