みんすまスタッフひとりごと スタッフのこぼれ話や楽しい暮らし方などを綴ったリレー連載ブログです。 「みんすまアンケート」 都心で一人暮らしをするとしたら
2008年2月18日
staff blog.
ちらりズムの世界にはまる
こんにちは、ハンニャです。

タイトルに引き寄せられてのぞきにきた男性の方、そう、あなた、あなたです!
ご想像しているようなお話ではありませんのであしからず。

昨年末に着物を着る機会があり、それから突然着物に目覚めてしまったわたくし・・・。
「着物が着物を呼ぶ」と誰かが言っていましたが、目覚めたとたん、元々誂えていた着物に加え、母や叔母たちから着物を譲り受け、言葉通りたくさんの着物が集まりました。
ということで、今年に入ってから“週末着物生活”しています。

“ちらりズムの世界”とは、そう、「着物」のことを言っていたのです。
着物にはたくさんの“ちらりズム”が隠されています。

● 帯を固定する帯まくらを装飾する「帯揚げ」
帯揚げの色使いで印象がガラッと変わります。
でも、帯の中にあるし、前から見ても帯の上部からちらっと見えるだけ。
そんなちょっとしたところまで気を使っておしゃれをする着物ってとっても素敵だなと思うわけです。

● 着物の裾の裏地「八掛け」
着物の裏地(袷の場合)は、胴裏(上部)と八掛け(下部)の2つがあります。
胴裏は見えませんが、八掛けは歩くときに裾の裏がチラッと見えるところです。
そんなチラッと見えるところにも様々な色の八掛けがあり、ぼかしが入ったものや
刺繍を入れたりすることもあるのです。昔の人って本当におしゃれ心がありますよね。

● 長襦袢の衿元につける「半衿」
着物の下に長襦袢を着ますが、その襟元につける衿カバーのようなものです。刺繍されたものや、様々な色の半衿があり、着物の色とあわせたり、帯揚げや帯締めの色とコーディネートします。
見える面積はとっても小さいのに、ちょっと刺繍があるだけでもやさしさや華やかさが漂うのが不思議です。

● 半衿と着物の襟元の間に挟む「伊達衿」
これは半衿よりももっとちらりズムなグッズ。着物から5ミリ程度出して色を見せるものです。これがあるのとないのでまたも華やかさが変わるグッズなのです。
私は半衿よりも伊達衿でおしゃれを楽しみたい派です。

まだまだ着物にはちらりズムな部分やグッズがありますが、ちょっとしたところにもおしゃれに気を使うところに思わず胸を打たれてしまいました。
ちらりズムの他にも、着物のステキなところはたくさんありますよ。
中でもこの二つがとってもステキ。

1.『季節をまとう』ことができること。
2.『気持ちをまとう』ことができること。

着物は形が同じなので、柄などでいろいろな表現をします。
着物の柄は季節の先取りをするのが暗黙の掟。季節に敏感になり、花や虫、季節の行事のことなどを知ることができ、また着物を着ている人を見ることで、季節を感じたりするんです。
日本には四季がありますが、美しい四季の移ろいを全身で表現できるなんて本当に着物ってすばらしいものですね。
また、お祝い事などがあるときなどは、お祝いの内容にちなんだ柄や素材を選んで着ることで、祝いの気持ちを全身で表現することができる優れものなのです。
これは洋服ではなかなかできないことですよね。
洋服との違いは絵画をまとうことができるということもあります。
洋服で全身柄行のものは派手で恥ずかしいかもしれませんが、着物ならば恥ずかしくはないですよね。

着物って奥深いですね。知れば知るほどその奥深さに引き込まれていく。
まだまだ勉強中ですが、着物について知るたびに、好きになり、まとうことが楽しくなり、四季を通じた暮らしを楽しむことに興味がどんどん沸いてくる。
日本人として生まれてよかったと、日本人のDNAが目覚めてしまったハンニャです。

ということで、ハンニャのスタッフブログの今年からのテーマは『着物』にいたしました。
着物と暮らしについて勉強しながら綴っていきたいと思います。
着物が好きな方はぜひ色々と教えてくださいね。

写真は、着物を着るために母にミッションを与えられて始めた「茶道」の茶道具「懐紙」と「懐紙入れ」。懐紙入れは龍本美術織物の糸屋輪宝手柄のものでお気に入りのものです。
和雑貨はかわいいものが多いので、これから集めていくのが楽しみです。
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懐紙は柄が入ったものもあり、昔は干支の柄が入ったものをお年賀にしていたそうです。
今はタオルのお年賀がありますが、きっと懐紙からタオルになっていったんでしょうね。
懐紙って便利なんですよ、メモ紙のかわりにもなるし、お菓子のお皿にもなる。
お金をお返しする際に、裸では失礼なので、懐紙に包んでお渡しするなど本当に色々と使えます。
今では私の必需品です。
そういえば、小さいころ、祖母のところに遊びに行った帰りに「お父さんとお母さんには内緒ね」といって、お小遣いをポケットにそっと入れてくれていたのですが、かわいい懐紙に包んであったのを覚えています。
着物が思い出させてくれた、祖母との良い想い出です。
ほんと着物ってすばらしい。
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