創り手の目線から 三井の住まいづくりのこだわりブログ。コメントお待ちしています。 「みんなの住まい」メールマガジンのご案内
『アーバンレジデンス』のマンションギャラリーは、都心部でも人気の高い青山に常設された
都市の中で“自分らしさ”を守る生活を
【語り】三井不動産レジデンシャル株式会社 担当:佐々木氏
山手通りに面し、グリーンをメインカラーにした建物が印象的な「パークホームズ目黒アーバンレジデンス」。これは、都心生活を嗜好するシングル・DINKSをターゲットの中心に据えた、三井不動産の『アーバンレジデンス』シリーズ第1号となった物件です。
個性的な外観やデザイナーズなど、都心に数あるコンパクトマンションの中で、三井不動産が持てるノウハウをどう活かし、三井不動産らしさをどう形にしていったのか、そのコンセプトとこだわりのポイントを開発者から伺いました。
『アーバンレジデンス』シリーズが誕生したきっかけ、またその開発の上でのコンセプトとはどんなものですか。
佐々木 氏
目黒駅から徒歩8分という立地を得たときに,思い浮かべたターゲットは、都心でバリバリ働く30代のシングルやDINKSの方々でした。ではそういう人たちにとって住まいとは、生活のあり方とはどうあるべきなのかということを考えました。
少し小さくても便利であること、忙しく毎日を送る人にとって使いやすいこと。ライフスタイルにこだわりのある人というのは、住まいが自分にとって特別な空間であって欲しいのではないでしょうか。
そうした自分らしさを大切に生きる人にコンパクトで高品質な住まいを提供したいということから、『アーバンレジデンス』シリーズが生まれました。
そして絞り込まれたコンセプトは「素」を誇れる住まいです。本当に必要なものだけを吟味し、シンプルではあるけれど基本性能は高いレベルで満たしている。それは例えば遮音性であったり、建物の強さであったり、見えない部分へのこだわりでもあります。後付けできないものははじめからしっかりと、逆にプラスできるものは取り除いていくことで、住んだ方が付加価値を後から選択できるという自由も生まれました。
斜めのパターンに貼り込まれたタイル模様が、都市の中でも個性を放ち存在感を高めている
外観デザインやカラーも人目を引きますね。建物や共用部へもこだわりが感じられますが
佐々木 氏
建物は、淡いグリーンをメインカラーとして、斜めのタイルのパターン貼りを施すという、個性的なデザインを採用しました。このデザインの効果によって結界性を感じ、建物がまるで鎧を纏うような雰囲気にしています。山手通り側は交通量もあるのでグリーンの部分を多くし、見た目にも「守られる」ような心理的効果を考えました。また、エントランス部分も外からの視線をカットするような形で作られています。
エントランスではシンボルツリーの大きな緑がまず目に入ります。噴水のある中庭、ガラスのオブジェを配したエントランスギャラリー、白い大理石を配したロビーから御影石のエレベーターホールへと続きます。ここで表現したかったのは都心の真ん中で働く人が我が家にたどり着いたときの別世界感です。建物の全体規模から考えても共用部に大きくスペースを割くことはできなかったので、コンパクトな中にもストーリー性を持たせ、動から静へと心と体をクールダウンできる空間を目指しました。
まさにギャラリーのごとく静謐な空間となっているエントランス。色調の切り替えの演出も見事
永く安心して住み続けていただくために、注力したという見えない部分へのこだわりを聞かせてください
佐々木 氏
一過性のデザインやおしゃれな雰囲気ということなら、デザイナーの個性を強調した賃貸も数多くありますよね。でも、資産として購入を考える人にとって、後付できない躯体の力強さや安心感とか、遮音性の高さとか、すぐに快適と感じてもらえる基本性能の方が重要と考えます。
例えば都心生活で関心の高いセキュリティ面も、録画機能付き防犯カメラや玄関のダブルロック、防犯センサーなどはもちろんのこと、機械だけに頼らず採り入れられたのが、『アーバンレジデンス』シリーズオリジナルのレジデンスパトロールです。 これは昼・夜の1日2回巡回を行い、共用部に異変がないかなどのチェックを行うものです。時間は故意に不定期にすることで、いつ人が回ってくるか予測できないことが、かえって防犯効果を高めてくれると考えています。
自分らしい暮らし方を一番主張できる室内空間については、どんな工夫がされましたか
佐々木 氏
コンパクトマンションでありながら、空間の広がりが感じられることを常に大事にしました。天井高を可能な限りとるとか、梁を抑え、すっきりとした空間を作る、開口部を広くして明るさを導くなどです。
当たり前のことのようですが、「素」となる空間設計をまず、きっちりと作る。さらにリビングダイニングというパブリックな空間とプライバシーを重視したい洋室の間の扉にあえて引き戸を採用したり、壁にアイストップとなるようなアクセントウォールを用いて部分的に壁の色を変化させる工夫で空間にメリハリをつけたりと。また、メニュープランや面材のカラーを選ぶことで、住む人の個性を色づけしやすい柔軟性を多数もたせました。
すっきりした天井とアクセントとなる壁面の色調が寝室としての空間を圧迫感なく落ち着いた印象に
モデルルームの演出にも、ずいぶん思い切った仕様を採り入れたそうですが
佐々木 氏
トータルプロデュースをお願いした光井純氏の考えは、狭くても広がりと明るさが感じられることでした。そこでモデルルームについても室内に入ったときのパッと視界の抜ける感じが欲しくて、廊下と洋室の境にガラスウォールを採用しました。さらに、斬新な発想として、浴室の室内側の壁にもガラスウォールを使い、より空間のつながりを強くしました。
この間取りをメニュープランで選択したお客さまがいらしたときはうれしかったですね。個性とか自分らしさとか、自分にとっての特別な空間という、こちらで考えていたライフスタイルへのこだわりを持つ方に見事にヒットしたような気がしました。
また、友達との集まりでは引き戸を開けて広々とした空間を楽しむとか、お客さまを泊めるためにちょっとしたパーティションで部屋が区切れるとか、可変性が高く、自由な使い方ができるということも考えてプラン作りをしました。
扉を閉じる、開けるという使い分けなど、暮らす人の考え方次第で空間を楽しみやすい仕掛けがある
この住まいに暮らすことでどのような日常が重ねられていくのかを思い描くことはとても楽しい時間でした。また、光井純氏をはじめ私たち関係者の精密な思考によって作り出された建物や空間ができあがった時、もともとここで暮らしてきた地権者の方々に期待以上のものとして受け入れていただき、喜んでいただけたこともとてもうれしいことでした。
余計なものや無駄なものを取り除き、少しだけ視線を変えると、
今まで見えなかったものが見えてきます。
時代に左右されない、住む人のライフスタイルに柔軟にフィットしていく質の高さ。「素」へのこだわりと、「素」の良さを見分ける力を身につけた方へのメッセージが
『アーバンレジデンス』シリーズには散りばめられています。
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コメント 一覧

都心居住は住い手の価値観で決まるものであり、DINKS等に限らず幅広い居住層に向けた住まい空間の供給を望む。
そのためにはレディメードプランではなくオーダーメードプランによる住空間供給にも取り組んで欲しい。


投稿者: ムーさん (2007年3月 9日)
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