住まいのヒストリー 三井の住まいづくりのこだわりブログ。コメントお待ちしています。 「みんなの住まい」メールマガジンのご案内
「11フィート」の天井高が生んだ価値
空の上に“特等席”を。
超高層マンションが本格的に増加しつつあった21世紀初年の東京都心。“都心の超高層マンションで華やかなシングルライフを” という若い世代から、“老後は便利な都心で”という暮らしの再設計をする世代まで、幅広いニーズに応える超高層マンションが続々誕生しました。

この時期に、JR山手線の大崎駅と五反田駅の間で進められていた再開発事業の一環で計画されていたのが、『ザ・パークタワー東京サウス』。平成11年に開業した「ゲートシティ大崎」に代表されるように、大崎は先進技術と情報が交流する「大崎副都心」として注目を集めていたエリア。総開発面積約1.4haの広大は敷地に、賃貸棟、業務棟など3つの建物で構成される新たな街として、大きな期待が集まりました。
『ザ・パークタワー東京サウス』外観
計画された超高層マンションは、“高さ”だけでない、“プラスα”の新しい魅力がたくさん詰まった新しいタイプの超高層マンション。一番の特徴は、中層階から高層階に部分的に設けられた「11フィートレジデンス」です。その名のとおり、11フィート(約3.5m)の天井高を確保した部屋は、「空の上の特等席」といっても過言ではない、夢のあふれる空間でした。
最高階高が約4.5mというこのプランは、住戸をパブリックとプライベートの2層に分ける立体空間で構成されている
マンハッタンの“憧れ値”をも超える。
天井高11フィートと聞いてもピンとこないかもしれませんが、通常のマンションでは、約2.5mあれば天井が高いといわれています。つまり、それよりも1mも頭上の空間が上にあるということです。超高層先進国のアメリカ・マンハッタンにある集合住宅では、憧れの天井高が10フィート(約3.1m)だということを考えると、いかに大胆な設計であったかがわかるでしょう。
玄関から階段を下りるごとに視線が変化することで、視線の先に広がる眺望がより魅力的に
さらに話題となったのは、天井の高さをいかした開放感を、印象づける空間づくりです。天井を高くすることで、立体的かつ個性的な演出が誕生し、“開放感”以上の価値を創造していったのです。
例えば、室内に階段で大きな段差をつけ、空間にニュアンスを加えました。また、リビング・ダイニング・キッチンと、主寝室を2層に構成するという設計が、パブリックとプライベートをさり気なくゾーニングし、空間を機能で分けることにも成功しました。階段や手摺りなどディテールを楽しむ建築意匠、収納などの実用的な設備・仕様の充実など、あらゆる面から生活を“豊か”にする工夫を盛り込み、大きな話題となりました。
いことだけが付加価値である時代は終わり、高さを活かしたプラスαの価値、そして高さだけではない財産が、東京都心の超高層住宅には生まれ始めたといえるでしょう。

21世紀の始まりとなった2001年、スポーツの話題は、メジャーリーグに集中しました。日本人初のMVPと新人賞の同時獲得という大活躍でイチローがデビューを飾り、全米一位の得票でオールスターゲームにも出場。この年、投票は日本からも可能になりました。また、6年目を迎えた野茂英雄が自身2度目のノーヒットノーランを達成。
日本人ばかりではなく、イチローは地元でも人気
日本人ばかりではなく、イチローは地元でも人気
トラックバック URL
http://blog.37sumai.com/cgi-bin/MT/mt-tb.cgi/80  (トラックバックされる際の注意点
コメント 一覧

マンションで3.5mの天井高を確保したのは驚きである。空間の広がりは高さが大きな要素となっている。
確かに段差がつけられることで空間に遊び心が生まれるが、バリアフリーの観点からすればどうだろう。
大空間として広がりを楽しめればいい。


投稿者: じゅんちゃん (2005年4月22日)

つい先日まで近くに住んでいました。
中に入ってみたことはなかったけどこんなに天井が高かったんですね。
広々としていていいな。
もっとこういう物件が増えればいいのにと思います。
大崎は15年くらい前にも駅ビルが綺麗になってそれからもドンドン再開発で素敵な街になって行きます。
これからも楽しみな街ですね。


投稿者: あきちむ (2005年4月23日)

遂に我が国のマンション設計の夢の空間の広がりもここまで来たか・・・と唸るばかりです!
日常生活を終えてホッと一息つくのを楽しみに疲れた足で家路に辿る空間は、やはり開放感ある場所でなければなりません。
上層への空間を活かした高い天井は、正に空へと延びる夢の空間へと繋がっている気がします。
又、段差を活かしてそれぞれの空間にアクセントを付けることにより、それぞれの場所によって気持ちの切り替えが付けられると共に、時間の区切り方も新たな楽しみに・・・。

摩天楼の星屑を肴に酔いしれながら・・・
その日その時その瞬間の "今宵の思い出作り” が楽しみになりそうな・・・
そんな自分だけのストーリーが空へと続いてゆく夢の空間作りに乾杯!!


投稿者: みさきち (2005年4月26日)

3.5m!天井が高い部屋って日本人には憧れの対象でしたよね。戸建てでは実現できても日本のマンションでは、部屋数を多くつくることが先立ってそんな余裕のあることができなかったんだと思います。
さすが三井不動産。


投稿者: マリー (2005年5月 3日)
コメントに投稿すると、抽選でプレゼントが当たる!
この記事にコメントする
 メールアドレス(※半角英数字で入力してください。
※サイト上には公開されません。
 ニックネーム(※全角で10文字以内で入力してください。
※サイト上に掲載されます。
 次回のコメント投稿時にメールアドレスとニックネームを自動で表示しますか?  表示する
 コメント 
 住まいのヒストリー投稿規約(※必ずお読みください。
下記の規約を承諾いただける場合のみ投稿いただけます。