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三井家ゆかりの土地に、普遍の価値を
三井グループの伝統を受け継いで。
現在の品川区、戸越公園付近は、江戸時代・肥後熊本藩細川家がおよそ3万坪の広大な大名下屋敷を構えていました。
明治時代に入ると、三井家がこの土地を管理し、外国人接待所として知られた三井家の別邸を建築。そこには、「三井門」と呼ばれた格式のある表門が設けられていました、後に能楽堂や、世界各国から草花を集めた三井農園(戸越農園)などが造られ、そのすぐ前に続くなだらかな坂道は「三井坂」と呼ばれるようになりました。
その後、昭和の時代に、戸越公園、戸越小学校の用地として一部の土地を寄贈。さらに、三井山と呼ばれていた高台の一角は住宅分譲地として販売されました。現在は、戸越公園内にある池を中心に滝や築山のある大名式の庭園が往時の姿を偲ばせてくれます。
その地に残された最後の宅地。当時、「三井門」があった付近に計画されたプロジェクトが「パーク・ハイム戸越三井坂」です。さまざまな歴史があり、三井家ゆかりの土地であるこの場所に、想いをこめた住宅づくりが始まりました。
温かみのある煉瓦と割り肌タイルに対比し、コンクリートの風合いをも活かしたアーチ状のエントランス
伝統に新しい価値をプラスする。
この地に建つにふさわしい集合住宅として考えられたコンセプトは“ベストスタンダート”という価値。代々大切に受け継がれてきた土地だからこそ、今後も“変わらない価値を託していきたい”という三井不動産の願いが込められたものでした。
さまざまな考え方や、嗜好が存在する世の中で、変わることのない本質的な価値や普遍なものが存在する、その基準となるのが“ベストスタンダード”という最善であるための考え方です。その考えを具現化させようと、インテリアデザイナー・環境デザイナーとして活躍し、三井不動産の集合住宅をはじめ、そのほか多数の商業施設や教会など数々のプロデュースをしてきた、藤原益男氏を総合監修に迎えました。
その藤原氏が「パーク・ハイム戸越三井坂」の“ベストスタンダード”を描いていくためにこだわったのが「素材とデザイン」。なかでも、長い歴史の中で洗練され、良いものが選りすぐられてきたヨーロッパのデザインは、時代や文化・流行などに左右されない本質的な価値というものを次代に残したいと考えたこの物件の根底にある考え方へとつながります。
静かな坂道の途中には「三井坂」の名を刻んだ石碑が今もひそやかに残されている
それらヨーロッパの素材やデザインを丁寧に選択し、取り入れていくことは“ベストスタンダード”とは何かを可視化し表現していく上でのひとつの道となりました。
融合しながらも、琴線に触れる住まいを。
目指すところは、完成後も、時が経つほどに味わいが増し、変わらぬ価値を見出すことのできる住宅。完成した「パーク・ハイム戸越三井坂」は、周辺環境と調和しつつも、優雅な個性がきらりと光る住宅となりました。
住棟配置、外構計画ではヨーロッパの建物が持つ深遠な味わいを表現しながら、旧き日本の美意識を残す戸越公園の深い緑と呼応するように緑豊かな庭園を創出しています。
外観デザインは、イエローライムストーン調の割肌タイルが砂岩のざらつき感のある自然な風合いとあたたかさを感じさせ、木々の緑と青空のコントラストと調和します。
その景観に彩を添えるのは、キャストアイアンと呼ばれ「鉄」を鋳造して美しい形を現したバルコニーや、エントランスのアプローチから建物内のパティオへと続く自然な色ムラで味わいのあるロッソタイルなど。人々の感性に共鳴するシックで個性的な雰囲気と心休まる空間演出が、新しいスタンダードの形を予感させるものになりました。

さらに、住空間においても妥協のない調和の取れたデザインを数々生み出しました。仕立てがよく、機能的で、美しさを伴い、住まう人々に充足感をもたらす住空間。それは、住まい手のもつ美意識と潜在的な感性を導き出すことができる住まいだと考えました。住まい手の求める基本に立ち返りつつ、新しいベクトルでのテイストを創造していくこと。そこには、素材とカラー、そしてデザインとの調和がありました。
たとえばぬくもりや重厚感をかもし出すためにアフリカ原産の木材・ウェンジをラッピングシートで表現。これには半年もの時間をかけ、何度も色だし作業を繰り返しその風合いを再現しています。また、あたたかさややさしさを感じていただくために用いたのは、カナダ・アメリカが原産のチェリー材。こちらもその色調や細かなニュアンスを表現することに徹底的にこだわりました。本当に快適だと感じていただくために、合理的でありながら、感度が高い素材と色彩を重ね合わせ調和を図っていく。ベストスタンダードにおけるデザインは、感性を刺激しながらも仕立てのよさを体感できる空間に息づいています。
何度も型を起こすなどして特別製の鋳造物をあつらえたヨーロッパ調のバルコニーの手摺
天井からペンダントのように吊り下がった灯りがアクセント。扉越しにはパティオを臨むことができる
住宅に空間にそして素材の細部に至るまで”不変といわれる価値“を描き出すこと。様々な感性をもつ住まい手に応えながらも、その根底にある本質の価値に共鳴することのできる住宅。それが時とともに風化することのない”ベストスタンダード“という価値を描くことであると「パークハイム戸越三井坂」は示しています。
け継がれた土地に新たな息吹を吹き込むかのように、住む人の潜在的な感性や美意識といったものを柔軟に受け止めることのできる新しい提案が次代の“ベストスタンダード”を実現するものだと感じさせてくれるでしょう。
時代物語
この年の「シドニーオリンピック」で、マラソンの高橋尚子選手が、見事日本女子陸上初の金メダルに輝きました。ゴール直後の爽快感あふれる笑顔、走るのが楽しくてたまらないという姿勢は、それまでの“根性”主義の日本スポーツ界に、新しい風を感じさせてくれるものでした。帰国後、Qちゃんブームが沸き起こり、国民栄誉賞も受賞しました。
メダル獲得への期待が高い女子マラソン
メダル獲得への期待が高い
女子マラソン
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コメント 一覧

素敵!
一度自分の目で見に行きたくなる。


投稿者: ノン (2005年10月29日)

素晴らしい建物で、1度訪れてみたいですね。


投稿者: ゆず (2006年4月18日)
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