住まいのヒストリー 三井の住まいづくりのこだわりブログ。コメントお待ちしています。 「みんすまアンケート」 都心で一人暮らしをするとしたら
年代別:
1990年代
お客様と住まいをつくる時代
お客様の声で進化する商品企画
お客様の生の声に耳を傾け、商品企画に反映させることを信条としてきた三井不動産レジデンシャル。お客様の細やかな視点、実生活に基づく声は、マンションを開発するうえではなくてはならない重要な視点です。三井不動産レジデンシャルがつくる住まいの情報誌『こんにちは』の「あなたの声が聞きたくて(1997年)」は、まさにその姿勢の象徴的なシリーズ企画でした。
マンションに住むことが都市の住まい方のスタンダードになり、より暮らしやすさ、機能性、そして自分らしさが住まいに求められるようになった90年代後半。「あなたの声が聞きたくて」の意思を受け継ぎ、21世紀に向けたよりよい住宅づくりのための組織「三井ボイス&ボイスクラブ」が新たに発足されました。男女合わせて幅広い年齢層の方たちを集めたモニター会議やアンケートなどをもとに、得られる情報の偏りをなくし、生の声をよりダイレクトに反映させた商品づくりが可能になったのです。その声を反映させ「三井のNEWスタイル’98」として発表された第一弾のパイロットモデルが『上野毛南パーク・ホームズ』でした。
当時の『こんにちは』
当時の『こんにちは』
東急田園都市線「二子玉川」駅と東急大井町線「上野毛」駅の2つを最寄り駅とした「上野毛南パーク・ホームズ」。都心へも程近く、等々力渓谷や多摩川などの自然に恵まれた緑濃い静かな街並みの中に建つという条件のよさもパイロットモデルとして選ばれた理由のひとつといえるでしょう。
この街にふさわしく落ち着いた佇まいの建物と、毎日の生活には思いやりに溢れた細やかなプランニングをバランスよく提案した住まいとなりました。
家族構成や暮らしのスタイル、価値観や好みなどお客様ごとに異なることは当然です。しかし、そのご要望によりきめ細かくフィットできる住まいの姿をめざすために「自由度」と「機能性」をテーマとしています。
落ち着きある住宅街にふさわしいエントランス夕景
落ち着きある住宅街にふさわしいエントランス夕景
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アカデミックな複合街開発
湘南らしさのための試み
自然環境、景観、文化と歴史。土地は、さまざまな条件と関わり、その関係性が土地の魅力を左右することも多々あります。
たとえば、神奈川県の湘南エリア。輝く青い海、小高い丘の美しい緑、長い歴史に磨かれた文化。独自の世界観を築き上げ、ライフスタイルを生み出してきたこの街は、常に憧れのまなざしを浴び、住んでみたい街としてもリゾート地として高く賞賛されてきました。
そして、作家、音楽家、芸術家などの創作の分野で活躍する文化人をはじめ、政界・財界人たちにも愛され続けたことで、より憧憬の地として知られることとなったのです。
その中でも、海を見下ろし豊かな自然が残るエリアとして知られる三浦半島のほぼ中央、葉山と横須賀にまたがる美しい景観を持つ丘の上に残されていた約188.3haにも及ぶ敷地を、三井不動産が開発することになりました。
広大な土地の総合開発は通常「面開発」といわれ、学校・商業施設・公共施設などを配した街をつくることが一般的です。
緩やかに傾斜をなす街並みは海へと繋がっているような景観。晴れた日には富士山もはっきりと見える
しかし三井不動産は、海を望むこの土地を見て、自然・環境・歴史・文化と好ましい関係を築いてきた湘南ならではの特徴を色濃く出した街をつくりたいと考えました。
その想いをこめ、この街につけられた名は「湘南国際村(三井不動産のサイトへ)」。憧憬の地を、さらに魅力的に、そして個性あふれる街として次世代に受け渡すために、さまざまな新しい取り組みが試みられたのです。
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地下室で暮らす?その快適の仕組み
単に住むだけではない住まい
1996年、集合住宅が年々増加し、都市における住まい方の多様化は、新たな可能性を模索する段階へ進んでいました。93年に始まった第6次マンションブームが続く中で、95年に起こった阪神・淡路大震災の影響により構造・耐震などへの関心が高まり、豊かな住まいづくりのポイントとしてある調査では「住性能」がいちばんにあげられていました。一方では、デザインという付加価値の提案からデザイナーズマンションという市場が生まれています。単に住むだけでなく、そこでの暮らしをより豊かなものにというニーズに応えるマンションが求められていました。
そして、三井不動産がそのひとつのカタチとして生み出した集合住宅が「パーク・コート浜田山」です。東京23区内でも、落ち着いた住環境が残る街として知られる、杉並区浜田山。
視覚的な効果によって建物のイメージ形成の大きな役割を果たしているウィンドウ
その街並みと調和し、集合邸宅としての秩序あるまとまりをみせ、さりげない風格を持つその姿。
“館”というコンセプトを打ち出し、閑静な住宅街にふさわしい低層3階建ての住棟配置。御影石調吹き付け仕上げ、
割肌調100角タイル、鋼板張りの異なる3種の外壁材を用い、重厚感と洗練を伝えています。
さらに特徴的なのが、建物のディテールです。
“館”のイメージを決定づける瀟洒な三角屋根付のドーマウィンドウ(出窓)。
欧州の中世都市を思い起こさせる石畳の小道や広場など、建物と敷地を総合的に捉え、建物環境の創造をもテーマとして考えられていました。
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新百合ヶ丘とのながーいお付き合い
縁ある土地だから、わかること。
集合住宅や一戸建てという「不動産」を開発するデベロッパーにとって、その土地や、エリアの特性、魅力などを深く知ることは、とても重要なことです。
それは、エリアや沿線・行政区域や様々な周辺環境などの違いが、その場所を選んでいただく人々の価値基準のひとつになるといえるからです。
それと同時に商品企画そのものも、その土地やエリアの特性を理解し、その街を選ぶ人々がどんな暮らし方を求めているのかと常に考えることで変化してきました。
美しく整備され、商業施設も集まった新百合ヶ丘駅周辺
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“光”が生み出した、空間の深み
パーク・マンション の条件
選りすぐられた立地、その地にふさわしい質と品格を併せ持つ、三井不動産レジデンシャルが贈る最高峰シリーズ「パーク・マンション」。
明治神宮や代々木公園を見下ろす高台という、都心でも稀有な立地に計画された「代々木の杜パーク・マンション」は、本物の贅沢と余裕を感じる都心の豊かな緑、高台ならではの素晴らしい見晴らしなど、得がたい立地条件にふさわしいクオリティのマンションとして、注目を集めました。

コンクリートの打ち放しをアクセントにした個性溢れる外観デザイン、自然に恵まれた周辺の“空気感”を上手に取り込んだパブリックスペース、光と水を効果的に配した共用ガーデンスペースなど、緻密なコンセプトをもとに計画されたデザイン性の高さやプランニングの新しさは、シンプルかつシックでありながら、心に届く豊かさを大切にしたものでした。

住空間の使い方もゆったりとして限りなく贅沢。数字上でも十分な広さが確保されていたのですが、その広さに、さらにプラスαの価値を加える空間使い、演出方法に注目が集まりました。
壁面はスリット状の窓。プライバシーへの配慮とともに「光と陰」を演出。
写真上・エントランス正面、深みのある落ち着いた佇まいのある表情/写真右・エントランスの列柱、せせらぎの柔らかな水音が空間にやさしさを添えている
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“働くミセスに”楽”してもらう!
“ミセスの“日常生活”を元にプランニング
1970年代以降、働くミセスが徐々に増加し、家庭における家事仕事の仕方や分担が多様化していきました。三井不動産は、その変化に対応し、さまざまなスタイルで働くミセスを始めご家族皆様をバックアップできる住まいづくりを考えるようになりました。

その本格的な試みの第一弾が『パークシティ横濱』です。この住まいで出会うさまざまな日常の場面を思い浮かべた時、そこに暮らす人々が “主人公になる”、つまり住まわれた方々一人一人が、ご自分のライフスタイルや生活を思いっきりエンジョイできる住まいでありたいと考えました。
キッチンと繋がるリビングダイニングは陽光が差し込み、心地いい開放感に満たされる。
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“自然を、自ら積極的に楽しむ暮らし
都市の住宅こそ、豊かな緑を。
1990年代中盤から、徐々に、住まいのステージは郊外から都心へ向かっていきました。当然、都市にいくほど自然や緑に対する渇望感や欲求も高く、“緑溢れる都市の住宅”を謳った集合住宅は一般的になりました。

“都市の住宅でも潤いを”という考え方も浸透し、一般家庭にも「ガーデニング」という言葉が浸透しつつあった1998年、ターミナル駅「大宮」の徒歩圏内に、一歩進んだガーデニングマンション『大宮パーク・ホームズ』が竣工し、話題となりました。
快適で、健康的な住まいづくりと、自然からの恵みを得られる暮らしを採り込んだ『大宮パーク・ホームズ』
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暮らしの中の緑を美しく保つために
都市の暮らしに、緑豊かな潤いを。
「ガーデニング」という言葉が一般的になり、生活の中の緑を“マンションのバルコニーで気軽に楽しむ”ことが当たり前になったこの時代。

「ウッドデッキ」や「テラコッタの素焼き鉢」など、以前はちょっとおしゃれなレストランやカフェを飾ったステキな小道具が、一般家庭にも大きく普及してきた時代でした。
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「もしも」に備えた免震マンション第1号
「もしも」に備えた三井初の免震マンション。
283世帯の“安心”を最優先に。
今から遡ること10年前、日本列島に大きな衝撃が走りました。1月17日の未明に起こった阪神・淡路大震災です。それは、都市部における地震の恐ろしさを、否応なく見せ付けられた瞬間でした。

震災でも実証されましたが、現代の建築基準法にのっとって建てられた集合住宅であれば、「倒壊」の被害はほぼないといわれています。しかしながら建物が高層化していく21世紀において、“高い場所ほど増幅する揺れをいかに小さくし、被害を最小限におさえるか”という地震に対する集合住宅のあり方は、その後、マンションデベロッパーの大きな課題となりました。
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